政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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悲しき美女 酒井法子

悲しき美女 酒井法子
2009年9月18日

 昨日夕方、覚せい剤事件でここ2カ月間世間を騒がせた元アイドル酒井法子が保釈され、謝罪記者会見を都内のホテルで行った。正直、酒井法子の事件に関して、まったく興味がなかった。なぜここまで騒ぐのか理解できなかった。いや、元アイドルだからマスコミが騒ぐことは理解できる。だが、視聴率目当てとはいえ、覚せい剤事件を起こした人間のことで、これだけメディアが騒ぎたて公共電波を使って連日報道することを不愉快にさえ感じていた。7月26日に倒れ入院していた私にとっては、まったく身動きできぬ病床での唯一の楽しみはテレビであった。だが、入院している間中、連日連夜酒井法子に関する報道ばかりがなされ、正直辟易としてテレビのスイッチを入れるのさえ嫌になってしまっていた。

 だが、そんな私が、昨日は保釈され湾岸署を出てきて謝罪記者会見がなされるまで、特別番組を見入ってしまった。なぜなら、彼女の姿に物悲しさを感じてしまったからだ。酒井法子という人間に興味を持ったのではなく、あれほど美人でありながら物悲しさを醸し出す酒井法子という人間はどうのようにして生きてきたのか、ということに興味をそそられてしまったのだ。

 この期に及んで、酒井法子という美人女性は、心で言動を為していなかった。まるで張り子の人形のように、酒井法子という元アイドルを演じていた。彼女の言葉は、心から発せられているものではなかった。彼女のお辞儀も、立ち居振る舞いの全ても、心より自然にでたものではなかった。そのことは、誰の目にも一目瞭然であった。彼女の姿は、まるで女版ドンキホーテのように滑稽であった。だが、その滑稽さにさえ気付かず、一生懸命演じている酒井法子という女性に、そこはかとない物悲しさを感じた。彼女にとって、美人に生まれたことは物質的金銭的幸福を呼んだのかもしれない。だが、精神的幸福観や安らぎを、美人として生まれたことと引き換えにして、ギブアップして生きてきたようにさえ思えた。いや、精神的幸福感や安らぎなど感じたこともないし、そんな幸福感があることする知らないのかもしれない。だからこそ、覚せい剤に手を染め翻弄されたのかもしれない。そんなことを私は、昨日彼女が為した一連の言動を見聞して感じた。

 私の目に映った彼女が、唯一心を動かしたのは、謝罪会見の席上、レコード会社会長が「不本意ながらも解雇せざるを得ない状況」と言った瞬間に零した大粒の涙、そして、「日本をはじめ海外のファン、会社の関係者、スタッフの皆様」と謝罪しながら嗚咽したあの瞬間のみであったようなに思う。それも、「会社」という時のトーンは違っていた。多分、会社に対しては別の感情を持っているのであろう。彼女が感情を露わにし、心を動かしたのは、レコード会社からの「解雇」という言葉と「ファン」という言葉のみであるように思った。このことを裏返すと、彼女にとって、彼女の人生にとって、大切なモノはアイドルとしての立場ということに終始するのではないかとさえ思えた。家族でも子供でもなく、彼女にとって衝撃的な現実は、レコード会社からの契約解除勧告であったのであろう。そして、自分にとっては家族以上に大切な生きる拠り所となっているファン。彼女の心を動かす現実は、その2点のみであったのであろう。その証拠に、保釈で湾岸署から出てきた酒井法子は、居合わせたファンより「のりピー」という声が掛った瞬間、反射的にアイドルのりピーの笑顔を浮かべた。その笑顔は、あまりにもあの場とは不釣り合いなものであった。そのことを本人も気づいていたはずだ。しかし、悲しいかな、長年身に付いた本能なのであろう。「のりピー」というファンの一言に、自分の意思とは裏腹に身体が反応してしまっていた。

 これだけ大きな騒動に発展したのだ。そして、あれだけのアイドルが起こした事件だ、メディアが騒ぐことを非難することはできない。しかし、あの謝罪記者会見場に、あれだけ多くのマスコミが集まったこと自体、酒井法子という張り子の美女を勘違いさせなければよいのだが、と一抹の不安を覚える。普通の人間ではない。男でも女でもない。彼女は、酒井法子というアイドルという人種なのだ。私たち凡人とは感覚も感じ方も違う。きっと、彼女はあの謝罪会見場で、自分の眼前に溢れかえるマスコミ人を見て、「私もまだいける。よかった」と思い安堵の気持が心に過ったに違いない。だとすると、そのことは彼女を本当の意味で更生させることにならないのではないか、と心配になる。それどころか、映画出演のオファーや本の出版の話まできているという。確かに、同じ出版人として、商売ということだけ考えれば、これ以上の素材はない。出版すれば間違いなく売れる。だが、それで良いのか。大きな疑問を感じる。

 夫の逮捕直後の逃亡からはじまり、今回の保釈ならびに謝罪記者会見、そして都内の病院への入院。全てが作為的であり、まるで酒井法子劇場のようでさえある。そうとわかっていても翻弄されるマスコミも視聴者である私たちも、一体何を今回の事件に見ようとしているのであろうか? 現代日本社会が抱えるメンタルな問題が見え隠れするような気がしてならない。想像以上に、日本の国も国民も病んでいるのではなかろうか。私にはそんな風に思えてならない。
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by seizaikai_club | 2009-09-18 10:03 | 今日の独り言

「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
by seizaikai_club
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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