政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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横綱審議委員会の差別的言動への疑問

横綱審議委員会の差別的言動への疑問
2008年4月28日

 予てより、俗にいう「朝青龍問題」に関しての、横綱審議委員会の物言いに対し非常に大きな疑問を感じていた。何故ならば、彼等の言動が、国技だ、伝統だ、文化だ、ともっともらしい事柄を盾にして非常に差別的であるからだ。「差別的」などというと、「何が差別的だ?」と、文化人コメンテーターとしてワイドショーなどに出演される横綱審議委員会のお偉い先生方々に、真っ赤になって反論されてしまいそうだが。敢えて言わせて頂く。

 大体、横綱審議委員会の先生方々は、朝青龍の批判ばかりをされるが、それは相撲協会の繁栄のため、故意に、朝青龍には悪役としてのキャラを演じさせ、白鵬には対峙する勧善懲悪のヒーローを演じさせていらっしゃるのか? それなら、それは相撲人気復活のための作戦であるはずで仕方ない。何も文句をいう必要もない。しかし、そういうことではなく、ただ感情的に白鵬は良いが、朝青龍は気に食わないということであるのならば、許し難い差別行為である。

 もともと、日本人力士がだらしなく、横綱になれないから、外国人力士を受け入れ、相撲人気を盛り返そうとしたのではない。にもかかわらず、いざ外国人力士が頑張って横綱になった途端、態度が悪い、言動がよくないと、まるで小学生のイジメのように寄って集って批判攻撃をする。そのことの方が、よっぽど品位や品格を疑う行為ではないか。偉そうに横綱の品格を問うのであれば、横綱以上に横綱審議委員会の先生方こそ、ご自分達の品位を守られるべきではないか? 間違っても、面白おかしく愉快犯のように報道するワイドショーに出演されたり、メディアのインタビューに答えられたりするべきではない。日本の文化や伝統を守ろうとしていらっしゃるのであるならば、何もメディアにモノをいう必要などなく、横綱に直接諭せばよいことではないか。そこのところに、非常に大きな疑問と品の無さを感じる。横綱を審議する審議委員の先生方の品格や品位は一体どこにあるのであろうか?

 大体、朝青龍の品位ばかりを問うが、嘗て若貴両横綱の兄弟による確執問題の時、これほどまでに横綱の品位だ、伝統だ、文化だ、と騒がれたか? あの時は、盛んに彼等を庇っていたではないか。だが、若貴両横綱が為した兄弟喧嘩騒動の方が、よっぽど横綱としての品格が低かった。何故なら、彼等の騒動は、相撲とはまったく関係のない、花田家の個人的問題であった。相撲にも、横綱にも関係のないことであった。しかも、お金や年寄株の所有権云々と、ドロドロとした問題が次から次へと飛び出した。見ている方も不愉快極まりなかった。それでも、横綱審議委員の先生方は、若貴兄弟を守ろうとされた。このことにも大きな疑問と差別的意識を感じる。それどころか、ここにきて、貴乃花親方に、横綱の品格問題の指揮を執らせようという動きまで出だしているという。確かに、自ら同じような問題を経験してきた親方だけに、説得力があるのかもしれない。だが、もし、ご自分の為されたことは棚に上げられ、朝青龍ばかりを責めるようなことになれば、それこそ排他的な相撲協会の体質を露呈するだけだ。救いようがない、としかいい様がない。大体、松波文部副大臣の進言さえ無視して、外部からの理事就任を拒むことの方が、よっぽど品格欠如ではないか。ただ、自分達の既得権を守るべく排他的な行為をものともせず行う。これこそ、品位や品格の欠片もない行為としか思えない。

 そこにいくと、朝青龍の問題は、全て相撲の延長線上だ。離婚問題は、横綱も人間である。そのことが原因で、相撲に精神的影響がでることから考えれば、相撲とまったく関係のないこととはいえない。また、言動に関しても、全ては相撲の延長線上のこと。それは、生まれも育ちも文化も違うのだ。にもかかわらず、無理やり横綱は日本の文化だといって、色々なことを押し付け、足を引っ張るようなことは、日本人独特のイジメであり、出る釘は打たれる的なさもしい発想でしかない。文化とか、伝統とかいう次元ではない。ただの、外国人力士イジメではないか。それでは、歴代の横綱が、そういう失敗を一度もしなかったのか? そんなことはない。なのに、何故朝青龍だけがここまで攻撃されるのだ。マスコミもマスコミだ。まるで不良よろしく寄って集って難癖つけて、彼らこそ品格も何もない。

 大体相撲協会は、自分達の都合で、横綱がでない、相撲人気が落ちた、ということで外国人力士達を受け入れたのではないか。その段階で、ある程度の覚悟をしていて当たり前だ。今更、日本の文化だ、伝統だ、風習だと、外国人力士に対し無理難題を押し付け、精神的に追い込むという遣り方は、それこそフェアーではない。それならば、誰1人として、外国人力士を受け入れるべきではない。「ガッツ・ポーズ」がいけない云々というが、一生懸命練習してきて、喜び余って思わずガッツ・ポーズをするのは自然なことだ。それを無理矢理抑える方が、不自然である。クシャミがでそうにもかかわらず、我慢しろというのと同じことだ。他のスポーツにおいても、多くの日本人選手達だってやっているではないか。喜びさえ表現してはいけない、というのであればそんなものは文化でもなんでもない。おかしい。勿論、負けた相手選手を、精神的に傷付けない範囲でのことであるが。それが、品位というものだ。

 確かに、朝青龍は、他の力士に比較して言動が荒いことがあるのかもしれない。しかし、それだけ、誰にも負けぬように相撲を頑張ってきた。彼は彼なりに、相撲に命懸けで対峙し練習を重ねているからこそ、その自信からでる言葉のように私には聞こえる。チャカスような質問や言動に対しては、「目には目を歯には歯を」で対峙しているだけではないか。彼は、汗を流し、怪我や批判の嵐を克服しながら、それでも優勝し、横綱の座を守っている。朝青龍が死に物狂いで相撲と対峙し、練習に汗を流している間、横綱審議委員の先生方は、一体何をされているのか? ただ、文句を言って、足を引っ張る材料を探していらっしゃるだけではないか。関取達と一緒に汗を流し、力士達と寝食を共にして、それで力士達から感じ取った不満を形にしていらっしゃるのか? そうではないであろう。ご自分達は、時々気まぐれに相撲部屋を訪れ、批判の種を見つけて帰っては、横綱の頭を叩いているだけではないか。もし、横綱審議委員の皆様が、横綱達や力士達の稽古に参加され、力士達の練習に混ざり一緒に汗を流し、寝食も共にして体感された疑問や問題点であるのなら、私たち観衆も素直に、先生方の言い分に耳を傾けるであろう。しかし、そうでないならば、横綱審議委員会の先生方がしていることは、ただご自分達のエゴで、感情的な言動を為され、朝青龍ではなく先生方こそが、角界に混乱を招いているとしか思えない。日本人力士だって、オフになれば実家に帰るではないか。外国人力士が実家に帰ってはいけないのか? 横綱にまで上り詰めたら、そのご褒美で多少の自由がそれまでよりも許されて当たり前のはずではないか? そのために頑張ってきて、今でも頑張っているのだ。そのかわり、優勝できなくなり、後輩に負けるようになってしまえば、それは弱肉強食身を退く時ということになる。しかし、そうでない限り、相撲をやりもしない人間達が、偏った物言いをし、力士達を精神的に追い詰めることこそが、相撲を愚弄しているとしか私には思えない。多分、私以外の相撲ファンの多くが、同じように思っているのではないか? その証拠に、朝青龍の一番は、今でも大盛況ではないか。

 どんなに相撲が日本の文化だといっても、一度国際的な土俵に上げてしまった以上、聖域を守ろうとしても、それは無理なことなのだ。そんな排他的な言動は、愚の骨頂でしかない。先生方のお気持ちは理解ります。だが、聖域を守りたいのなら、最初から国際的土俵に相撲をのせるべきではなかったのだ。嘗て、柔道もまったく同じ道を歩んだ。今では、純白の柔道着ではなく、青色の柔道着さえある。しかし、国際的になってしまえば、仕方のないことなのだ。それは、誰もが同じ環境で育ってきたのではないのだから。それでも、文化や伝統とおっしゃるのであれば、奉納相撲とか演武相撲ということで、日本人だけで執り行う別の聖域を作るしかない。テレビで放映し、国民が楽しむ相撲は、時代の流れに合わせて、民衆が喜ぶ形に進化して発展してこそ、本当の意味での国技であるのではないか。そうやって、変化を重ね伝統は受け継がれてきた。相撲に限らず、守りに入った瞬間、伝統は過去のモノと化し、化石化してしまう。私は、そう思う。
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by seizaikai_club | 2008-04-28 13:14 | 今日の独り言
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「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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