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政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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中学校教科書誤記208ヵ所という愚か

「中学校教科書誤記208ヵ所という愚か」
2006年5月10日

 本年度の中学校教科書に誤記が208ヵ所も見つかったという記事が、今朝の朝刊の一面に大々的に報じられていた。それだけではない。検定教科書134冊中65冊に、何らかの校正ミスが見つかったという。信じられないことだ。

 出版の世界で、誤字脱字などの校正ミスということは、あってはならないタブーだ。それは、何も教科書でなくとも一般書籍においても同じことだ。編集者が一番神経を使うところは、推敲校正である。校正が甘ければ誤字脱字などの誤植が発生する。出版物における誤植は、書籍のレベルや出版社のレベルを計る目安と言っても過言ではない。それが、よりにもよって、業界で一番厳しいと言われている教科書に、誤記が208ヵ所もあったというのだ。それだけではない、134冊中65冊の教科書で校正ミスが発覚したという。一体、どういうことか。信じがたいことである。教科書の出版は、どの出版社にも許されていることではない。にもかかわらずこのようなことが起こるということは、やはりこの業界でも、官民の癒着体質があったのではないかと疑いたくなってしまう。

 誤植を多発した大手出版各社にも大きな問題がある。しかし、教科書だけは、二重チェック体制になっているはずだ。文部科学省の最終チェックである検定が通っていたということは、検定制度にも大きな問題があるのではないか。これでは、建設業界の耐震強度問題と何ら変わらない。検定などとは名ばかりで、何もチェックなどされていなかったと言っても過言ではない。134冊中の65冊ということは、ほぼ半数の教科書に誤植が見つかったということだ。子供達は、その誤植だらけの教科書を使い、間違った日本語を覚えてしまうのである。まったく日本という国は、どうしてしまったのであろうか。

 大体、昨今、日本語が疎かにされている。テレビを見ていても、テレビ局の女性アナウンサーのアクセントを聞いていると、彼女達は本当に入社試験を受けてテレビ局に入社し、アナウンサーになったのか疑いたくなってしまう。容姿だけで判断され、入社したに違いないとさえ思ってしまうのは私だけではないはずだ。まるで、渋谷か、新宿の路上から聞こえてくるような流行のアクセントでアナウンスする。それを指摘せず咎めないテレビ局もテレビ局である。

 本来、テレビやラジオのアナウンサーとは、標準語の手本とならなくてはならない。視聴者は老若男女を問わず、アナウンサーの喋る言葉は100%正しいと思って視聴している。子供達は、アナウンサーが喋る言葉を真に受けるのである。だからこそ、アナウンサーには、言葉に対する正確さと緊張感が常に要求されるのだ。ところが、今の若い女子アナなどと持て囃される連中は、アナウンサーというよりも芸能人である。チヤホヤされて、芸能人と一緒にワイワイガヤガヤとワイドショーを賑わせ、街に出れば注目の的になる。そして、彼女達は、まるで女優なのかと見まがう立ち居振る舞いで、当たり前の顔をしている。一体、何様か。何か間違っている。

 何をしてもよい。だが、日本語に関して、言葉に関しては、プロ意識を持って当って頂きたい。それが、プロのとしてのアナウンサーの役目であり、義務ではないか。アナウンサーの喋る言葉のアクセントが間違っている、などということは日本以外他国では有り得ない。それだけ、アナウンサーという職業は、誇り高い専門職であるはずだ。自国の言葉である日本語を正しく理解し、使う。これは、全ての基本ではないか。そして、それをリードしなければならない教科書やアナウンサーがこのようなことでは、子供達に正しい日本語を習得させることなどは、夢のまた夢でしかなくなってしまう。皆様は如何お思いでしょうか?
by seizaikai_club | 2006-05-10 18:24 | 教育
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「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
by seizaikai_club
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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