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政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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公立校に於けるいじめの問題

公立校に於けるいじめの問題
2012年7月5日

ここ数日、「大津の中2自殺:生前に自殺練習強要」事件に賛否両論寄せられている。無記名も可能であるにも関わらず多くの生徒たちが記名アンケートで、いじめがあったという実態を吐露しているにもかかわらず、教育委員会や教師たちは、その実態を「知らなかった」と隠蔽しようとしている。責任逃れを決め込むつもりであろう。だが、これは氷山の一角。公立校のいじめの実態である。絶対に等閑にしてはならない問題だ。

そんな事件が伝えられている中一昨日、公立中学にこの春から通う私の甥っ子も、番長と呼ばれる子供とその取り巻き複数の生徒によって、袋叩きにされて帰宅した。問題はそれだけではない。教師から、私の妹、つまり彼の母親に電話があり、悪いのは袋叩きにした番長や子供たちではなく、甥っ子が汚い言葉で罵倒したことがキッカケだと言い、一方的に怪我をさせられた甥っ子の方が悪者にされてしまったのだ。妹によると、その番長と呼ばれる子供は親子共、非常に素行が悪く、教師たちも触らぬ神に祟りなしという感じで接しているというのだ。本来教師としてあるまじき行為だ。百歩譲って、喧嘩両成敗が常套だ。

何故このことを書くことにしたかというと、私にも責任の一端があると強く感じたからだ。実は、中学に入ってから、甥っ子は登校拒否をするようになり、妹が少々困っていた。甥っ子に会って話してみると、特別以前と変わった様子もなく、プロ野球を目差してシニアリーグで頑張っている。その為、野球の練習で疲れてしまうから透谷拒否だということであった。以前にも、何度かこの甥っ子のことは書いたことがあるが、小学校で既に180センチ近い身長があり、横縦大人の様に大きい。大きいだけでなく、運動神経も悪くなく、リトルリーグではキャッチャーをしていたのだが、最後のシーズンは、ホームラン本数最多で表彰されたりもしていた。身体が大きいことも才能の内と思い、彼の夢が叶うように応援していた。実は、一昨日の喧嘩でも、野球ができなくなることを思い、彼は手を出さずにやられるままに我慢したのだ。実は7月2日が彼の誕生日で、誕生日カードに、虐めの実態を薄々知っていた私は、「嫌なことは、ハッキリ嫌といえばよい。自分が間違っていなならば、正々堂々と対峙すればよい」と書いてやっていたのだ。多分、甥っ子は、その言葉を実践したに違いない。「嫌だといったのであろう」正直に言えば、まともにケンカすれば、甥っ子の方が強いはずである。力も勝っているし、素早さも勝っている、同時に、万が一に備えて護身の術も多少教えてあった。だが、彼は我慢して手を出さなかった。それは、野球を止めさせられたくなかったからだ。素行不良であれば、チームから辞めさせられてしまうし、高校入学の為の野球推薦もしてもらえなくなってしまう。どれだけ悔しい思いをしたであろうか。

問題は、教師の対応である。今回の教師の采配は、私から見たら非常に理不尽だ。教育の現場で起こるべきことではない。確かに、甥っ子が相手を罵倒した言葉は汚かったのであろう。だが、好き好んでやられるために罵倒などしない。因縁を付けられたから、彼は彼なりに言葉で反撃し、「嫌だ」という意志表示をしたのであろう。ところが、暴力を振るわれるに至った。ところが、教師は、公平に喧嘩両成敗の采配を振るうのではなく、暴力を振るわれた甥っ子だけを悪く、暴力をふるった番長グループに一方的に軍配を挙げてしまったのだ。これは理不尽極まりない。甥っ子の成長期の経験としては、絶対にあってはならない経験だ。社会に正義はないと誤解してしまいかねない。そこまで思慮深く采配を振るうのが教師の務めである。

私の子供たちが通う私立校には、多くの公立校教師の子弟が通っている。そのような複数の公立校教師の親御さんから、公立校の実態を聞かされる。彼らは、公立校の教育現場には絶望しかないという。故に、自分の子供たちは、私立校に通わせていると言われる。教師同士の確執やら、日教組やら、枷が多すぎて、純粋に教育ができない状況にあるという。学校運営と教員との二重行政など、問題は山積だ。国歌斉唱や国旗掲揚と自分達の主張ばかりする公立校教師が多いが、子供たちの教育環境には無頓着だ。満足に子供たちを育むことすらできていないという。今回の事件で、その実態は露呈した。ある意味、教育現場の実態を改善する問題は、政治の最優先課題であるように強く思う。皆さんは如何お考えでしょうか? 
by seizaikai_club | 2012-07-05 09:17 | 教育
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「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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