twitterでの自民党岩屋たけし氏国旗関連発言に大いなる疑問
2011年3月4日
昨夜、いつものように就寝前にtwitterに参加していた。昨日早朝に、石波氏の国旗毀損法制定案に関し、私は同感の意を表明していた。昼間は忙しくアクセスできずにいた。ところが、その間に色々なやりとりが繰り返されたようであった。丁度、私がアクセスした際、自民党の岩屋たけし代議士が、この件に関し数人の参加者と議論していた。彼曰く、必要ないという。それは彼の意見として聞いていた。理由はこうだ、国旗を毀損しているところなどみたことがない。必要ないというものだ。だが、議論はそこでとどまらず、自衛隊の問題にまで波及していた。全部は掲載できないので割愛して紹介する。要は、犠牲者がでてから自衛隊が行動を起こせばよい、というのが岩屋代議士の意見であった。これには、私は大きな違和感を抱き、議論に中途参入した。
まず国旗問題は、アメリカなど諸外国でも当該法はあり、日本で想像しているよりも厳しく施行されている。国旗を冒涜することは、国家を冒涜するととらえている国々ほとんどである旨、私は書き込み、この法律は必要だという意見を述べた。すると、岩屋氏は、反論してくるのではなく、決めつけるのは右翼と一刀両断してきた。そして、自分は中道保守であり、中道保守は自由な意見を述べるものであり、決めつけるのは右翼だというのだ。これには大いに違和感を感じた。私は右翼ではない。国旗毀損に関する法律が、是か非かを議論していたにもかかわらず、いきなり人を右翼と決めつけてきた。岩屋氏こそ、論点をすり替え、狭い視野で人を決めつけているではないか。国旗問題を取り上げたら右翼という発想こそ、決めつけにほかならず理不尽極まりない。言っていること自体が矛盾している。
しかし、これが政治家の現状なのだ。政治家の本分は、国民の生命と財産を守り、この国をよりよくすることだ。その本分さえ忘れている。議論を戦わせることは、政治家の仕事ではないか。自ら論点をすり替え、議論を回避するようでは、政治家としての資質が欠落しているとしかいいようがない。こういう政治家が、永田町に溢れているから、日本はこんなになってしまったのだ。どこの党が悪い、誰が悪いと、責任転嫁ばかりして、ご自分や党の益を優先し、国益をおろそかにしている。だから、この国は、こんなにも衰退してしまったのだ。
だいたい、国民に犠牲者がでてから自衛隊が動けばいいなどと、そんな発想の政治家を我々は望まない。あまりにも政治家としての資質が低すぎる。即刻退場願いたいものだ。これは大いに問題である。