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政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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言語道断:中国人船長釈放

言語道断:中国人船長釈放
2010年9月25日

 昨晩、突然、那覇地検は、尖閣諸島魚釣島近海で、公務執行妨害によって逮捕していた中国漁船船長を釈放してしまった。早速、中国政府はチャーター機を石垣島の空港に飛ばし、夜中午前1時30分過ぎに到着した。その後手続きを済ませ、釈放された船長をチャーター機に乗せて中国へと帰国してしまった。何故、このタイミングで釈放したのか。しかも、那覇地検は記者会見で、日中関係に配慮しての裁定であったと発表した。しかし、外交問題に言及したり配慮したりすることは、地検による謁見行為であり、総理大臣ならびに現政権によることが筋である。仙石官房長官は、記者会見で、地検による司法判断と言ったが、それではあまりにも無責任過ぎる。これは、国益に関わる重大な問題であり、対応次第では日本の威信に関わる問題だ。今回のような中途半端な対応は、国際社会で日本が弱腰であることを露呈することであり、地検をはじめ政府の判断は、国益を損なうものである。

 一体、このような日本国の尊厳を損なうような決断を誰がくだしたのか。いくつかの可能性が考えられる。

1)菅政権が、日中関係を配慮し、地検に圧力を掛け中国に譲歩す
る形で釈放を決断した。
2)財界からの圧力によって、仙石官房長官が責任を負う形で決断
した。
3)中国政府に社員4人を逮捕された中堅ゼネコンFUJITAと親し
い、元警察官僚で司法に強い大物代議士が、那覇地検の担当者
を中央に戻す約束で行った。これは、民主党内撹乱の意味をも
含んでいる。この代議士は、逆恨みをすることで知られてい
る。また、小沢一郎と親しいことでも知られている。簡単にい
えば、リベンジだ。自らが出した法案が通らなかったことと、
小沢一郎が代表選に落ちたことへの逆恨みだ。FUJITAは代々司
法関係官僚系代議士と親しいことで知られる企業だ。
4)財界の大物からの依頼で、自民党大物代議士が那覇地検の担当
者に、やはり霞が関への移動と引き換えに、中国人船長を釈放
させた。勿論、これにも民主党政権の足を引っ張る目的が潜ん
でいる。
5)大阪地検の不正事件から国民の目を逸らせるために、地検が独
断であのような判断を下した。

 いずれにしても、那覇地検の記者会見で、「日中関係に配慮して」という一文が発表されたことは、問題発言であり意味深いものであることは間違いない。あの発言をすることで、政治的圧力があったことを故意に国民に知らせようとしているとも考えられる。または、大阪地検の不祥事から目を逸らす目的だとも考えられる。いずれにしても、その目的は間違いなく果たされた。夜が明けて、今朝は、どのメディアも中国漁船船長保釈の問題で持ち切りだ。

 だが、よく考えて頂きたい。この決断は、そんなに簡単な問題ではない。これは、間違いなく日本外交史における大きな汚点だ。理不尽を言われ、人質まで捕られているにもかかわらず、人質を取り戻す前にこちらが確保している人質を解放してしまっては、次の手が詰ってしまうのは当たり前だ。そもそも、主導権を失う。ケンカは、主導権を取った方が勝ちだ。外交も、まったく同じことだ。私利私欲や政治家や地検の思惑で、このような愚かな決断をくだしたのであれば、これは国賊級の犯罪行為ということになる。日本の将来を危ういものにしかねない。間違いなく、国際社会で日本の威厳を損なったことは間違いない。そのことを国民は、真摯に受け止め声を上げ行動を起こすべきである。いずれにしても、全ての最終責任は、菅総理にある。日本人は、本当に日本人の誇りをなくしてしまったのか。この国の未来を憂わずにはいられないのは私だけか。領土問題は国益の第一義、国の要だ。そのことだけは、忘れないで頂きたい。政治家も、一人一人の国民も。
by seizaikai_club | 2010-09-25 11:00 | 領土問題
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「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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