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政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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社会保険事務所の「殺す取り立て」と国税の「生かす取り立て」

今日の独り言
社会保険事務所の「殺す取り立て」と国税の「生かす取り立て」
2005年9月27日
http://www.seizaikai.com/seizaikai_club/index.html

 今、国民が一番関心をもっている事柄は、多分社会保険制度であろう。汗水流しあくせくしながら給料から差っ引かれている社会保険費。にもかかわらず、差っ引かれている我々が年老いた時、年金は本当に支払われるのであろうか? 非常に大きな疑問である。あくせく働いてきて、安心できる老後もないというのでは、何のため生きているのかさえわからなくなってしまう。
 最初から、自分の老後は自分で設計しなければならいというのであれば、それなりに個人の判断で計画的に老後用の貯金をしたり、保険に入ったりということも考えられる。しかし、今まで、散々大きな金額を給料から差っ引き、我々国民は老齢年金を貰えると安心していたにもかかわらず、今更、年金満額支給は期待しない方が、などと言われても困る国民の方が多い。それでは、我々善良なる国民は、老後をどうして生きたらよいというのだ? 国民から徴集したお金で、社会保険庁は滅茶苦茶なことをしていたにも関わらず、そのツケを国民に回してくるのでは、それこそ社会保険庁による国民へ対しての詐欺行為と言っても過言ではない。
 徴集に関しても色々な問題がある。社員の給料から差っ引いた社会保険料を、毎月納めなければならないことは、どこの経営者もよくわかっている。税金にしても、社会保険料にしても、国民の当然の義務であることもわかっている。しかし、多くの中小企業にとって、調子の良い時はよいが、経営状態が良くない時には、社会保険料の負担は非常に大きい。自らの首を絞めているようでさえある。
 大体、経営が右肩下がりの時は、社員へ支払う給料もどこからか借り入れて支払う。そんな状況の時、大抵の場合、経営者は給料など名目だけで受け取っていない。それでも、毎月の社会保険料は、変わることなく支払わなければならない。借り入れて給料を払っていても、社会保険事務所は容赦なく督促状を送ってきて、取り立てを掛けてくる。その取り立ての仕方といったら、まるでヤクザな取立屋のようである。
 ひっきりなしに電話を掛けてきて、客がいようがお構い無しで押し掛けてきて、早く支払え、と騒ぐ。挙げ句の果てには、自宅まで押し掛け、マンションの入り口で、早く支払え、と大声を張り上げる。支払いを拒絶し逃げ回わる相手ならともかく、何度も社会保険事務所に足を運び、今は経営状態がよくないので、取り敢えず業績が回復するまで、月々これこれの金額を支払いたい、と頭を下げてもダメだの一点張り。給料も貰っていないので、その分の処理を相談すれば、今日手続きされても実行されるのは三ヵ月後と言われる。全てが社会保険事務所の都合だけで処理される。いい加減、足しげく日参する気も話す気もなくなり無視すれば、三ヵ月どころか数日後には、奇襲で全ての銀行口座を差し押さえる。銀行口座を差し押さえられれば、商売自体が立ち行かなくなる。すると、今度は、日本全国の社会保険事務所と連絡を取り合い、親兄弟親戚が経営する全く関係ない会社へ対して、厳しい対応をとる。
 こんな呆れた話もある。社会保険労務士が、新しく設立された会社の引き落とし銀行口座番号を書き間違えて書類を提出した結果、最初の社会保険料が引き落とせなかった。すると、その翌日には赤字で印刷された督促状のハガキが届き、電話を掛けてみると、丸でこちらが犯罪者か何かのように高圧的に見下される。それどころか、若い女性の経理担当者など、「君」呼ばわりまでされ、高飛車な対応をされる。貴方達の給料は、税金から出ているのではないですか、などとは言いたくはないが口をついて出てしまいそうになるほどだ。
 それに引き換え、国税局は、経営者の話を聞いてくれる。状況を判断してくれ、理解してくれる。その上で、徴集を掛けてくる。支払いたい気持があっても、中小企業の場合、どうにも二進も三進もいかないこともある。社会保険事務所に差し押さえなどされたら、それこそ税金も払えなくなってしまう。それでも国税局は、何とか会社を生かして徴集しようとしてくれる。
 ところが、社会保険事務所ときたら、会社を殺してしまう徴集である。不思議に思い、何故かを調査してみた。すると、意外な事実がわかった。社会保険事務所の担当官は、結局のところ、自分の立場上での徴集しか頭にないことがわかった。別に会社が潰れて徴集できなくなろうが、そんなことは彼らには関係ないのだ。その場で、彼らが徴集を試みたという既成事実さえ作れれば、それで彼らの職場での立場が守られるということのようだ。結局は、出世のためにやっているだけのことという。まあ、全部の職員が、そうであるとは言えないのかもしれないが、そういうケースが圧倒的なようである。
 一番、許せないことは、強く出てくる強面の相手には手を拱き、年輩や女性のような弱い相手、正直に社会保険事務所に事情説明に訪れる相手には強くでる、という徴集姿勢だ。その実態に呆れて嫌気がさした、社会保険事務所に勤める女性職員が曝露するのだから、間違いない。
 それにしても、日本のことを「役人天国」とはよく言ったものだ。呆れてしまうというか、日本国民の一人として恥ずかしいかぎりである。小泉首相、本腰を入れて公務員の削減と意識改革に着手してください。残された時間は、もうあまりありません。役人改革は、小泉首相、貴方にしか出来ない改革です。国民は、待っています。
by seizaikai_club | 2005-09-27 12:47 | 社会保険
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「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
by seizaikai_club
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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