政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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長崎市と長崎市民の不幸

長崎市と長崎市民の不幸
2007年4月24日

 先週、選挙戦も終盤にさしかかった頃、「長崎市長銃撃される」という度肝を抜くようなニュースが日本中を駆け巡った。正直、「またか」と思ったと同時に、「やはり歴史は繰り返されてしまうのだな」とも思った。

 人のマインドの中に残った事件の残像は、まるで神様の悪戯のように、ある時突然ある人の脳裏に蘇ることがある。そして、その残像が、いつしか自分と重なりあってしまうのだ。この銃撃犯の中では、きっと以前に起こった長崎市長銃撃事件が、非常に印象深く脳裏に残っていたのであろう。多分、彼の中では、格好の良い出来事として残っていたのであろう。だからこそ、長崎市とトラブルを抱えた彼の中では、同じ方法で自分もスターになろうというような心理が働いてしまったのかもしれない。いずれにしても不幸なことである。

 もう一つ不幸なことがある。故伊藤市長死去にともない、新たに二人の候補者が急遽立候補した。一人は、故伊藤市長の娘婿。そして、もう一人は、前市課長である。どちらも、ある意味弔い合戦という意識の中での立候補であったのであろう。穿った見方をすれが、これ以上のチャンスはない、と心中思ったに違いない。結果は、皆様ご承知の通り、娘婿は敗退し、前市課長が当選した。この際、故伊藤市長の娘が泣き崩れながら、いささか履き違いも甚だしいコメントを吐露した。

 まるで、夫が落選したのは市民の所為であり、夫が落選したから志半ばで急逝した故伊藤市長も浮かばれないとまで言い放った。これには、少々驚いた。いや、呆れ返ったというほうが正確かもしれない。政治というものをまったくわかっていない。まるで、市長という公職を、手放しがたい権威職か名誉職とでも受け止めているかのようにさえ聞こえてしまった。きっと我々が想像する以上に地方都市における市長という立場は、一国一城の主ではないが、殿様的存在であったのかもしれない。そのことは、家族達にとっては、志を持って市長職を務める故伊藤市長以上に強かったのかもしれない。あのコメントを聞いていたら、そんな気がしてならなかった。

 夫が当選しなかったことで故伊藤市長は浮かばれない、とまでの賜った。しかし、それは逆である。あのようなコメントを娘がすることで、故伊藤市長の功績にまで泥を塗り、それこそ浮かばれないとしか思えない。彼女の中では、これから今までのようにお姫様でいられなくなることへ対する危機感しかなかったのかもしれない。

 政治とはそういうものではない。それは、政治の私物化、履き違いも甚だしい。あのような感覚で選挙や政治を捉えているのであれば、落選して当然。いや、落選してよかった。もし当選していれば、長崎市民は、今よりもっと不幸を味わうことになっていたであろう。娘婿は、永田町詰めの新聞記者であったという。優秀であったのであろう。政治にも詳しかったのであろう。しかし、だからといって、政治に長けているとはならない。政治とは、そんなに生易しいことではない。

 そうは言っても、当選した前市課長にとっても、茨の道が待ち構えていることは間違いない。短い選挙期間中、市民と手を合わせて皆で行う市政を・・・、というような綺麗事を言っておられた。しかし、政治は、そんなに甘っちょろいことでは成り立たない。ましてや、昨日まで課長であった人間が、一夜にして市長に成り上がったのである。昨日までの上司を、今日からは部下として使わなければならないはずだ。これは至難の業だ。余程のしたたかさ、ずるさ、そして、強靭な精神力を持ち合わせなければ、とてもではないが、市政云々以前に潰れてしまうはずだ。人は見かけに寄らぬ、と言うので彼の資質は今はわからない。お手並み拝見ということであろう。

 しかし、どちらにしても、不幸なのは長崎市と長崎市民である。たった三日程度で、候補者の人となりが理解できるはずもない。そのような状況下、市長を選択しなければならなかったのだ。これ以上の不幸はない。後戻りはできない。ママゴトではないのだ。政治ゴッコでもないのだ、仲良しクラブで市政を立て直すなどということが本当にできるのであろうか? 政治とは、もっと泥臭いものではないか。非常に大きな疑問を感じざるを得ない。
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by seizaikai_club | 2007-04-24 16:55 | 政治

「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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