政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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『リボン』
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タグ:政界再編 ( 7 ) タグの人気記事

石原慎太郎が東京都知事を辞任新党結成

石原慎太郎が東京都都知事を辞任新党結成
2012年10月26日

 石原氏の辞任新党結成に関しては、賛否両論渦巻いている。
 正に彼らしい行動力だ。このままいっていたら、橋下「維新の会」の勢いが落ちてしまいかねないと判断した石原氏は、彼なりの鋭い洞察力と戦略で、都知事を辞任し、新党結成という荒療治に出た。

 安倍-石破自民党が、優位に立ってきた今、石原氏のこの一石は、永田町に大きな波紋を広げた。正にこのタイミングでの行動は天晴だ。石原氏の人気と橋下氏の人気を合体させれば、自民に勝てるかもしれない。また、橋下「維新の会」が弱い、外交や領土問題も、この組み合わせでいけば面白い。やはり、石原氏は、ここぞという時にやってくれる。ただ、年齢が年齢なので、厳しいという味方をする有権者も少なくない。

 そもそも、石原氏は、嘗て中尾栄一を中心に結集された青嵐会のメンバーだ。生え抜きの真保守である石原氏のみが、やはり真保守の安倍-石破自民党に対峙できるのではと思う。そういう意味では、このタイミングで乗り出してきた石原氏の政治家的洞察力は大したものだ。評価したい。永田町が、非常に面白くなってきた。

 片や「維新の会」に近くなった「みんなの党」の渡辺喜美氏、一方石原慎太郎。犬猿の仲とは言わないが、決して仲が良いとは言えない。主張も、政策も、正反対。ここのところが、結構ネックで、結局自民に有利に働くのかと上辺だけを見れば考えられる。
 だが、よく見ると、別の一面も見え隠れする。渡辺氏は、安倍政権で閣僚を経験している。また「みんなの党」には、嘗て石原氏が帰属した青嵐会の代表者中尾栄一氏のご子息もいる。非常に複雑な混戦状態だが、結局は志の強い人間が生き残ると私は思っている。それと、国民から共感を得ることができる人も党もということだ。

 兎に角、今、日本にとっての最優先課題は、尖閣、竹島などの領土問題、教育問題、拉致問題、そして、経済の立て直し問題だ。最優先課題は、これらの問題に付随する憲法改正、自衛隊法改正、地位協定の撤廃もしくは改正などである。それが、できるのは、安倍氏だけかと思っていたが、石原氏が出てくるとなると、石原氏も可能性を含んでいる。いよいよ選挙が近づき、秒読み段階に入り、永田町が面白くなってきた。
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by seizaikai_club | 2012-10-26 13:20 | 政治

政局に明け暮れる日本政治に三下り半

政局に明け暮れる日本政治に三下り半
2012年6月15日

  民主党政権へ政権交代が行われて以来、我々国民は落胆することばかりが続いてきた。あまりに期待が大き過ぎたのかもしれない。だが、最初からもう一度大きな政界再編が行わなければ本当の意味での改革はできないであろうと思っていた。だが、やはりそういうことであると、多くの有権者たちがやっと気付きだしたのかもしれない。

  そもそも政治屋の皆さんは、明けても暮れても党利党略私利私欲、思惑ばかりが先行して、政局にばかり頭が120%翻弄され、国民のための政治など微塵も思っていない。本当にくだらない茶番の繰り返しだ。役者も、まったく代わり映えがしない。呆れ果てる。

  現状の日本の経済状態、国民生活、特に社会保険制度の崩壊や制度改革を思えば、こんな馬鹿げた茶番など繰り返している暇はないはず。だが、結局バカな政局に翻弄され、政治を蔑ろにしている。国会中継をみていても、足の引っ張り合いばかりで、政策論争の本質など微塵も感じられない。本当に政治家の意識は、地に落ちた感が否めない。大体、政治家としての資質もない人々が、私利私欲党利党略によって担ぎ出されたり、しゃしゃり出たりして、論争以前に論じるどころか思考すらできない魑魅魍魎が永田町には満ち溢れている。彼らを選んだ我々有権者にも、大いなる責任がある。だが、本当に日本の政治は地に落ちた。これでは、本当にこの国は、立ち上がることすらできないのではないかと本気で心配になる。そんな状況下、大切なことは、我々国民が、正しい目で、政治と政治家を見極めることだ。マスコミに翻弄されずに、自らの良心で彼らの言動を精査し、どの政治家が本気で国民のために汗水を流しているかを察知する必要がある。本気の人間の情熱は伝わるものだ。そうすると、案外マスコミが垂れる知ったかぶりの能書きとは違った答えが見えてくるかもしれない。誰が足を引っ張り、誰が本気で政策を議論しているか、政治家の仕事を見極める本質はそこにある。

  そもそも、政治家たちの視野があまりにも狭すぎる。物事を大局的に見ることができ、英断がくだせる資質を持ち合わせているのが、本来政治家という存在だ。子供が政治ゴッコをしているのではない。世界の中で、この日本という国を統治していかなければならないのだ。 覚悟も、勇気も、もっと必要だ。その辺のことを肝に銘じて、政治屋の先生方は、国民のために、この国のために、一度胸に手を当てて真剣に改心して頂きたい、そして、我々有権者は、澄んだ心の目を見開き本物を見極めることを切望する。
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by seizaikai_club | 2012-06-15 12:15 | 政治

今有権者である私たち国民は何を為すべきか

今有権者である私たち国民は何を為すべきか
2012年1月8日

 今年は年明けより、解散総選挙の臭いが漂っている。年末には、政党助成金等の関係で、新党が幾つか立ち上げられた。また、小沢一郎をはじめ複数の政治家が、具体的に動きを見せている。大方の焦点は、野田総理が頑なに推し進める消費税率引き上げに関してである。国民の中からも、大いに反対意見が噴出している。確かに、増税する前にまず議員定数削減、公務員削減、そして、初めて増税であろう、という国民の声が声高に聞こえる。民主党のマニフェスト反故という声が頻りだ。だが、私は、有権者である我々国民も、消費税反対ばかりを連呼するのではなく、今の日本の現状を理解して、今我々は何をすべきかを冷静に判断するべき時であると思っている。確かに増税は望まない。だが、今の日本の財政状況では致し方ない。何故なら、収支が合っていないのだから。このままでいけば、日本の財政は破綻する。入る金と出る金があまりにもかけ離れバランスシートが破綻している。全てが悪循環だ。将来、老後に不安を感じる国民は多い。一番大切なところだ。老後に不安を感じながら、どこに幸せなどあるであろうか。それこそが、何より最優先の国家の義務だ。

 過ぎたことをとやかく言っても仕方がない。だが、そもそも理屈は色々あるが、ハッキリ言ってしまえば天引きしておいて、一度でも未払いがあれば年金不払い措置というのは、何とも理不尽だ。ある意味、国による国民に対する詐欺行為といっても過言ではない。確かに理屈では若者の社会保険料で年寄りの年金を賄っているということになるのだが、実際には問答無用で社会保険料を天引きされ積立てているのと同じだ。にもかかわらず、一度でも支払が抜けると全額不払いとなるというような理不尽が起こること自体が、信じられない。安心ではなく不安を国は国民に与えている。理解に苦しむ。それでいて、役人は社会保険料を無駄遣いしていたというのだ。呆れてモノが言えないどころか、怒り心頭だ。この社会保険制度を、白紙から組み立て直し、隈なく全国民が年金を受けられ、老後を安心して迎えられるシステムを構築することこそが、国としての最優先課題であると私は思う。今のままでは、国としての体を成していない。せめて、老後の安心を国民に与えることが、唯一国が国民に対し行える生涯税金を払ってくれた恩返しではないか。そのことがあって、初めて国民も国のために尽くそうという気持ちが起こるのではないか。何もしてくれない国に対して、愛情も何もわかないのは当然だ。それでは、国は成り立たない。

そんな状況下、私たち日本人は今、何を思い、何を為すべきか。そのことの方が遥かに大切だ。モノの道理からすれば、まず議員定数削減、公務員削減、そして増税ということであろう。だが、嫌なこと即ち増税を避けて通り後回しにすれば、本当にこの国は破綻してしまう。前記した三つの無駄を削減することを同時に行わなければ、本当の意味で改革は実現できない。勇気をもって、敢えて我々国民が嫌がること即ち増税まで一気に為さなければ、この国は生まれ変われない。勿論、今までのように無駄を垂れ流すことは、最優先で止めさせるべきだ。だが、同時進行で消費税率引き上げや議員定数削減、公務員改革も推し進めなければならない。その自覚を、政治家も、公務員も、そして、有権者である我々国民も享受しなければこの国は立ち直れない。

 消費税率引き上げというと、問答無用で皆反対する。だが、財源がないのに絵に描いた餅を食らうことはできない。今のままでいけば、7兆円のマイナスが出て帳尻が合わなくなる。何故なら高齢化社会が加速し、若者の数が減るからだ。この現行のシステム自体が破綻しているのだ。兎に角、前記したように、まずは社会保障制度を白紙の状態から作り直し、国民隈なく年金を受けられるシステムを構築しなければだ。老後の安心なくして、改革などあり得ない。今の日本のような状態では、国としての体を成していない。何が何でも、全国民が安心して老後を過ごせる社会を確立することで、初めて全てが新たに始まる。

 消費税率引き上げというと、問答無用で反対する声が大きい。だが冷静に見聞すれば、消費税ほど公平な税制はないことに気付く。確かに、現行の一律税率では、問題点も多々ある。だが、一律ではなく、税率を変動制にすれば、多くの問題点は解決できる。実際に、香港や北欧諸国などでは、変動税率制で非常に上手く消費税が運用されている。例えば、生きるために最低限必要な、食糧や水、ガス、電気などには、消費税は掛けない0%にする。食糧でも、加工品や人の手が掛かったものには、3%の消費税を掛ける。ケーキや高級料理店などで提供される外食類には、5%の消費税を掛ける。他のモノでも、例えばブランド品などの贅沢品、無くても困らない贅沢品には15%とか20%の消費税を掛ける。多額の消費税を払いたくない人は、そういう高額消費税対象商品である贅沢品を買わなければ良いのだ。高額消費税を払っても、そういう贅沢品を買いたい人は、高額消費税を払って購入すればよい。自動車なども、同じことがいえる。そうやって、棲み分けをしていけば、消費税を払いたくない人は、そういう贅沢品を買わなければよいだけで、それでも贅沢品を手にしたい人は、高額消費税を払えばよいだけのことだ。非常に公平である。贅沢品を買いたければ、一生懸命働けばよいのだ。理に適っている。今の日本が、あまりにも公平という意味を履き違えているように思う。猫も杓子も、高校生までもがブランド品を持ち当たり前でいる。ヨーロッパに行けば、ブランド品は誰もが手にできるものではない。また、別に、ブランド品がなくとも、人間は生きていけるのだ。正に贅沢品なのである。欲しければ、他人より働けばよいのだ。稼げばよいだけだ。稼ぎもないのに、ブランド品に手が出せなくなるというだけで、日本は不公平だという理論自体が、私には異常であり大いに問題があると思う。それこそ平和ボケもいいところだ。

 自分の都合ばかりで否ばかり言っていたら、結局は何も始まらない。それぞれの当事者が、それぞれの身を切ってこそ初めて改革は為せる。今こそ、古き良き時代の日本人に立ち返るべきである。自分は嫌だけれど、他人に押し付けるのでは何も始まらない。そうではなく、自分を後回しにして他人のために自己犠牲をも厭わない、そんな美しき日本人に立ち返るべき時がきたように私は思う。昨年の震災後、市井の人々は、「絆」をもって助け合いの精神を回帰した。だが、政治はといえば、未だ混迷を極めている。政治家も、公務員も、己ではなく国民のことを、そして、この国のことを最優先に政治を行ってほしい。そうすれば、全ては好転し運気も昇り龍のごとく上昇するはずだ。その為には、「先憂後楽」を肝に銘じ、超党派で、この国を真に愛する政治家だけを我々国民が選択するべきである。耳障りに良いことばかりを言い、我々国民を誑かす永田町に巣食う魑魅魍魎を、我々国民の手で、いい加減退散させるべきだ。そのことこそが、最優先課題ではないか。そして、その時が、今年訪れるような気配を感じているのは私だけではないはずだ。大きな変革がくる。そんな気がしてならない。今、私たち、国民は、何を思い、何を為すべきか、そのことを熟考して行動を起こすべきなのではないか。そんな風に私は思う。
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by seizaikai_club | 2012-01-11 08:23 | 政治

小沢一郎辺野古土地所有問題

小沢一郎辺野古土地所有問題
2010年12月9日

 今朝の産経新聞で、小沢一郎の辺野古土地所有問題が取り上げられていた。情報の出所はチャンネル桜らしいが、事実である可能性が高い。結局のところ、小沢一郎の政治理念の中心にあるのは、やはり彼の親分田名角栄の政治手法であるということだ。即ち金権政治だ。金で票も人心も掌握するということ。確かに田中角栄の時代は、それもまかり通った。だが、時代は変わった。

 これからの時代は、そういう政治手法はまかり通らない。そのことに気付かないことが、小沢一郎が総理の座を取れない理由だと私は思っている。

 確かに、小沢派閥を数の原理で増やすことはできる。政治家資質があるかないかもわからない新人議員は、小沢のそういう腕力に翻弄され心酔する。だがそれは、小沢が田中角栄の政治手法、いや人間手法を真似ているだけのことであって、田中角栄ではないからだ。そこのところに、田中角栄と小沢一郎の差がある。そして、その差が、総理に成れたか成れないかの大きな差になっているのだ。

 小沢一郎だけではない。古賀誠など多くの自民党古狸政治家たちは、多かれ少なかれ、こういう土地がらみの権力乱用を行ってきた。新幹線が建設されるという情報を逸早くつかみ、安値で土地を買い叩き高値で国に売る。基地が移設されるといえば、安値で土地を買い叩き高値で国にうる。売り抜けるために政治まで動かそうとする。こういう前近代的で不純な政治は、もう通用しないし間違っている。本来正しいことではないのだ。だが、悲しいかな、政治に金が必要な日本では、ある意味黙認されてきた。そこに、日本政治が迷走しだした元凶がある。早くそのことに目覚めて、新しい政治を行えるようにならなければ、これからの政治の世界で生き残ることはできない。何故なら、もう国民が目を瞑る時代、見猿聞か猿言わ猿時代ではないからだ。

 ただ、鳩山ポッポ兄弟、舛添ギョロリなどが、数の原理で小沢一派を民主党から割ろうとしている動きは、政界再編へのキッカケとなる可能性もあり、それはそれで、彼らがどうなることかは知ったことではないが、先行きの政界再編による再編成のためには、意味のあることかもしれないような気がする。民主党が割れれば、自然と志と政治家としての資質がある政治家同士が、超党派で手を組み新しい形ができる可能性が高まる。その際、もう時代遅れ政治家を排除し、実力派で愛国心のある政治家のみで結集してもらいたいと願う。暫くは見守る必要があるように思う。

 どちらにしても、菅傀儡仙谷政権には、もう政権を任せてはおけない。任せておけば、気付いた時には中国の属国に成り下がっていたなんてことになりかねない。想像しただけでも、身の毛がよだつ。
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by seizaikai_club | 2010-12-09 14:59 | 政治

有権者である我々に今できること

有権者である我々に今できること

 今のままでは、この国に未来はありません。我々の子供たちの時代には、想像もつかぬほど多くの難問題が噴出するでしょう。この国のことを思うのならば、我々の子孫に未来をと思うのならば、政治に目を背けるのではなく、政治に興味を持ち、政治に参加するべきです。選挙で投票することが、何より大切なこと。選挙で票を投じるということが、政治に参加するということになり、この国を変えるために一歩を踏み出すことになるのです。棄権するのではなく、あなた自身が一票を投じることで、この国は変わります。一人一人の大切な一票が集まり、政治を動かす大きな力になるのです。この国を変革させましょう。今やらなければ、子供たちに未来はありません。あなたの一票は、あなただけのものではないのです。この国に生きる全ての人のための大切な一票なのです。清き一票を、必ず投じましょう。
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by seizaikai_club | 2009-06-15 23:22 | 政治

北川正恭によるサプライズ

北川正恭によるサプライズ
2009年6月15日

 ここ数日のうちに、北川正恭によるサプライズ発表があるようだ。総選挙うが秒読み段階になってきた現状、政界再編へのキッカケになればと期待する。
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by seizaikai_club | 2009-06-15 23:06 | 政治

政界再編

政界再編
2008年1月5日

 亥年というのは、天変地異や動乱の起こり易い年回りらしい。歴史的にいっても、1707年の亥年には、富士山が「宝永の大噴火」といわれる噴火を起こした。平安時代に二度大きな噴火を起こした富士山だが、それらの噴火とならぶ大噴火であった。それどころか、「宝永の大噴火」では、富士山の中腹を抉り取って宝永火口を形成し、富士山の雄姿を変えてしまった。

 1779年の亥年には、桜島が「安永の大噴火」を起こしている。1468年の「文明の大噴火」、1914年の「大正の大噴火」とならぶ大噴火であった。この噴火で、燃島(もえじま)など八つの島ができた。

 明治以降では、1923年(大正12年)の亥年に、関東大震災が起こった。言わずと知れた、前代未聞の大震災であった。死者、行方不明者合わせて10万5千人あまり、非難人数は190万人に及ぶ未曾有の大天災であった。

 1983年(昭和58年)には、日本海中部地震が発生した。これは、日本海側で発生した史上最大級の大地震であった。マグニチュード7.7で、10メートル以上の高さを記録した津波により、104人の犠牲者を出した。また、同じ年、三宅島でも大きな噴火が起こった。

 そして、前回の亥年である1995年(平成7年)には、阪神淡路大震災が起こった。予想外の大地震発生で、多くの犠牲者がでたことは未だ記憶に新しい。

 亥年の天変地異は、日本にとどまらず海外でも、同じ現象が起こっている。1755年にはリスボン大地震、1815年には、世界史上最大級の大噴火とされているインドネシアのタンボラ火山の大噴火が起こっている。

 亥年は、政界も荒れるというジンクスがある。大体、亥年の選挙は大荒れで、自民党には不利というジンクスさえある。昨年の日本政界を振り返ってみると、確かに大荒れの年であった。参議院選挙では、自民党が大敗し民主党が大躍進した。そして、小泉改革を旗印に小泉内閣を継承した安倍首相が、突然総理の座を投げ出した。挙句の果て、その安倍氏の後首相の座についた福田氏は、某新聞社の古狸に唆され、民主党の小沢党首を水面下で誑かし、連立騒動で国民を欺いた。それでも、足並み揃わぬ民主党に国民は辟易とし、小泉元総理が切り捨てたはずの魑魅魍魎が蘇り旧態依然とした自民党には愛想を尽かした。国民は、自民にも民主へ対しても絶望感しか感じられなかった。関東大震災は起こらなかったものの、永田町は大揺れであった。

 参議院で優位に立つ民主党が、いつ伝家の宝刀解散総選挙に打って出るかと、マスコミも政界も浮き足立った。しかし、解散総選挙をして、一体誰が次期総理になるというのか? 国民不在も甚だしい。

 民主党は、いつまでたっても烏合の衆よろしく、「政権奪取」ばかりを合言葉に実力が伴わない。一枚岩どころか、二枚舌、三枚岩という有様だ。一国を司るには、いささかお粗末過ぎる。それでは、自民党はといえば、自民党も小泉元首相にぶった切られ脇に追いやられた魑魅魍魎がしぶとく蘇り、国民の方は向かずに、ご自分達の敵討ちにばかり奔走されている。これまた、茶番を繰り返すばかりで、とてもではないが一国民としては支持できない。

 そんな状況下、安倍前首相が政権を放り投げた直後、小泉再登板の声が、マスコミなどから聞こえてきた。だが、小泉流美学を思えば、これは有り得ないことであろうと思っていた。小泉さんという人が、格好の悪いことをするとは思えないからだ。一度口から吐いた言葉を撤回し、総理の座に返り咲くなど、これほど格好の悪いことはないではないか。だが、もし、小泉さんが、自民党総裁ではなく、自民党の議員としてではなくということであれば、万が一にも有り得るのではないかと思っていた。

 そんなことを念頭に政界を見守っていた私の目に留まった人物がいた。それは、今や役もなく一自民党議員として日々を送っている武部元幹事長である。武部氏は、小泉政権下、幹事長として小泉氏によく仕えていた。非常に厳しい顔をして日々、職務を遂行されていたことが印象深く私の脳裏にも残っていた。その武部氏の最近の顔付きが、非常に凛々しい。幹事長時代以上に凛々しい。幹事長時代は、どちらかというと苦労の所為か厳しい顔付きをしていた。しかし、今の武部氏の顔付きは、何故か非常に引き締まり凛々しい。ある意味、自民党内では浪人中である。普通、凛々しい顔付きになるはずもない。私は、何か水面下で隠密裏に進行しているのではないか、と思っていた。そんな矢先、武部氏に集う小泉チルドレン達の様子にも、変化が表れた。読者の皆様の記憶にも新しいところでは、杉村太蔵議員の小泉氏そっくりの物言いによるマスコミへ対しての選挙に関しての言動があった。あれだけ強気の発言を、この微妙な時期にするということは、いくらまだ青いといっても、何かそれなりの後ろ盾および根拠がなければできないはずである。あのテレビでの杉村議員の様子を目の当たりにした私は、これは水面下でやはり何かが動いているのではと強く思った。

 そして、一昨日の飯島勲元小泉首相秘書官のテレビでの独占インタビューを観て、その思いが私の中で確信へと変わった。

 飯島勲という人物は、明治維新以降の日本政治に於いて、最高の政治家秘書であり、誰も右に出るものはいない、と私は思っている。怖い人とよく言われるが、これ以上魅力的な人がいるのかと思うほど人間臭く興味深い人物である。私自身、面会直後に魅了された。そして、彼の人間的魅力は、彼の愛にあると私には思えた。愛などというと、何を言っているのか、と思う方も多いかもしれない。何も恋愛の愛ではない、小泉純一郎へ対しての愛情である。あれほど、小泉さんに惚れ込んでいる男は他にはいないであろう。文字通り、小泉さんのためなら命懸け、何でもできるのが飯島勲という人物だ。そのことが、第三者からみても、飯島勲という人物を魅力的な人物に映し出している。まるで任侠映画の1シーンのような、親分子分の以心伝心の男同士の関係が小泉氏と飯島氏の間には感じられた。

 その飯島元秘書が、ハッキリと明言した。「自民党員として、自民党総裁として、小泉純一郎の総理としての再登板は200%有り得ない。だが、自民党員としてでなければ、充分に有り得る。大体、小泉以外、他に日本の舵取りができ、国民をひっぱっていける人間があるだろうか。小泉純一郎は、日本の国有財産である」と飯島氏は言い切った。

 これは、非常にリアルな発言である。そのコメントを聞いたコメンテーターは、まるで小泉さんが自ら小泉チルドレンを連れて自民党を出るような発言を繰り返していた。しかし、それは有り得ないと私は思う。何故なら、小泉流美学にそぐわないからだ。大体、それではあまりに格好が悪い。第一、そんなことをすれば、国民の支持を得られない。飯島氏もそんなことは、望んでいないであろう。彼にとって大切なことは、どれだけ格好良く親分小泉を舞台に登場させるか、ということである。それには、小泉氏を最後に担ぎ出すという方法しか有り得ない。自ら、名乗り出るなどということは有り得ないことだ。

 だが、武部氏を頭に、小泉チルドレンならびに小泉さんを支持する古参の自民党議員が自民党をでれば、これはそれこそ大変なことになる。自民党の魑魅魍魎は、安穏としてられない。それこそ、今度こそ本当に息の根を止められかねない。政治の世界に「もし」はないが、もしそうなれば、自民党は壊滅的な打撃を受けるであろう。かといって、民主党が機を得て自民党を返り討ちにもしきれないはずだ。

 そして、その時が、小泉再登場の舞台が整う時となる計算であろう。武部氏を頭に自民党を飛び出した議員達は、小泉さんを教祖よろしく祭り上げ、一気に政権を奪取する。そして気付けば、自民も民主も及ばぬ、それこそ国民の支持による新党が誕生している。こんなシナリオではなかろうか。しかし、これは充分有り得るシナリオである。現状、自民も民主も、解散総選挙をチラつかせお互いに牽制し合っているが、現実問題、実際に解散総選挙をするだけの実力も勇気もない。しかし、国民の不満はドンドンつのる一方である。福田内閣は、内閣発足後三ヶ月にもなろうとしているのに、未だ確たる指針も示せずにノラリクラリを繰り返している。これでは、二進も三進もいかない。国民が満足できる訳もない。

 飯島元秘書が、突然小泉事務所を辞めたことには皆驚かされた。小泉さんが福田さんを支持したから、とマスコミでは報道されていた。だが、そんなことで飯島氏が小泉氏の元を去るとは思えなかった。それはあくまで表向きで、実際にはもっと何か理由があるはず、と私は思っていた。もしや、防衛庁の守谷次官による汚職問題に関わっていて、小泉氏に火の粉が及ばぬように飯島氏が逸早く小泉氏と袂を分かったのか、とさえ思ったりもした。しかし、それではあまりにお粗末すぎる。他に、もっと理由があるに違いないと思っていた。そんな矢先、今回の飯島氏への独占インタビューでのスクープであった。

 多分、飯島氏がこのインタビューで発言したことは、夢半分、現実半分なのであろう。いや、私は、夢は10%で、現実が90%なのではないかと思っている。飯島氏なら、やり遂げられるに違いない。私は、そんな風に思う。そして、自民党内にも、私と同じように思っている多くの議員がいるはずである。彼らが動く時が、本当の意味での政界再編が始まる時なのかもしれない。アメリカの大統領選挙、そして、北京オリンピック、子年の今年は、政界再編するには最高の年周りではないか。
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by seizaikai_club | 2008-01-05 19:22 | 小泉構造改革

「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
by seizaikai_club
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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