政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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小沢一郎の戦略勝ち古賀誠の敵前逃亡

小沢一郎の戦略勝ち古賀誠の敵前逃亡
2009年7月19日

 都議会議員選挙を挟んで、政界と永田町に嵐が吹き荒れている。西松事件から始まり、都議会議員選挙での自民党大敗、反麻生勢力の反乱まで、見苦しいことこの上ない状況が与野党を通じて起こっている。正直、国民は怒っている。いや、もう呆れている。だが、そんな国民の心境さえ読みと取ることができなくなってしまっている、麻生総理をはじめとする自民党保守勢力のご歴々には、今の議席数が前回の郵政選挙の結果であることを思い起こして頂きたい。反小泉を旗印に、仇打ちに奔走している暇などないほど、日本の経済も政治もどん底にあるということに早く気付いて頂きたい。国民が出した選挙の結果を否定するような、私利私欲思惑でのワイドショー劇場には、もういい加減幕を降ろして頂きたい。国民は、自民党議員が演じる茶番劇に辟易としているのだ。解ったような顔をしてまったく民意を理解していないのは、麻生総理をはじめ森嘉朗氏を筆頭にした党内保守勢力のお歴々なのだ。

 民主党が政権を取ったとしても、一朝一夕にこの国を変えることはできない。そんなことは誰もが知っている。ただ、変革するための起爆剤になればと思い、国民は民主党に票を入れているのだ。民主党が良いと思うからではなく、自民党があまりにもだらしないからだ。そこのところを、自民党議員は皆理解するべきである。

 大体、細田幹事長をはじめとする自民党執行部の面々のお顔を拝顔すれば、もう顔付きさえ来る選挙で政権を維持できるような気合の入った顔付きをしていらっしゃらない。一方民主党の方は、岡田代表代行をはじめ鳩山代表の表情も、日に日に気合の入った顔付きに変貌してきている。これが運気の流れということなのだろう。

 そもそも、小沢一郎前民主党代表が、突然辞任した段階で自民党は負けたのだ。あの時、民主党は空中分解寸前だった。それを、自らの身を切ることで、小沢一郎は窮地を好機に変えたのだ。民主党は、小沢の辞任以降、一気に結束した。それに引き替え自民党は、まるで民主党の厄病神をバトンタッチしたかのごとく、党内は空中分解寸前の状態まで分裂状態に陥り、総選挙を前にして自ら崩壊への道を選択したかのごとく転げ落ち出している。さすが、選挙のプロ小沢一郎の戦略勝ちだ。何とも天晴れとしかいいようがない。それに引き替え自民党の選挙対策委員長の古賀誠は、小手先芸で格好ばかりつけ、人心を離反させ、党内を分裂させただけ。挙句の果てに、格好の良いことをいって突然敵前逃亡。これでは、来る選挙の結果を見るまでもない。

 実は、党内を結束させられるか否かが、今回の選挙に勝てるか否かの大きなキーポイントであった。小沢一郎は、そこのところを理解し、逸早く「災い転じて福となす」とばかりに、自らを切り捨て、党内結束を図り、その延長線上で自民党の党内結束を崩すことに成功したのだ。正に小沢一郎の戦略勝ちである。だが、まだ安穏とはしていられない。なぜなら、選挙前後で、もう一波乱あるに違いない。政界再編という波が押し寄せるに違いないからだ。暫くは、政治から目が離せない。
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by seizaikai_club | 2009-07-20 00:22 | 政治

古賀誠の思惑東国原宮崎県知事の思惑、そして、その意味

古賀誠の思惑東国原宮崎県知事の思惑、
そして、その意味
2009年7月17日

 古賀誠自民党選挙対策委員長が東国原宮崎県知事に出馬を要請し、東国原知事が知事会のマニフェストの採用と自身の総裁選出馬権限に関し条件として古賀誠に出した問題は、大きな波紋を呼んだ。多くの自民党員は、東国原の驕りと憤った。多くの国民も憤った。実際、東国原知事の言動は、驕りに見えた。だが、冷静に振り替えてみると、そうではなかったことに気付く。そして、彼の思惑は100%果たされたのだ。だとすると、彼は大した政治家だ。

 古賀誠の思惑は、当初より客寄せパンダよろしく東国原の人気を利用しようとしただけである。それ以上でもそれ以下でもない。人気にあやかろうとしただけの非常に浅はかで、無責任で、有権者のことも候補者のこともバカにした高い目線からの彼らしい発想だ。だが、東国原知事の思惑は、マスコミや政界が問題視しているような思惑ではなかったようだ。それでは、彼の思惑はどこにあったのか。

 師匠であるたけしでさ、有権者の離反を肌で感じ、弟子である東国原と会食し叱咤激励した。だが、当の東国原知事は、自信に充ち溢れていたという。ただ、その自信は国政へ打って出る自信や自民党からの正式な出馬要請に対しての自信ではなかったとのだ。それは、知事会が望んでいることを、世間に知らしめたという思惑を達成した自信であったのである。確かに、全国知事会がここまで注目されたこともないし、知事会の意見が国政に影響を与えたこともない。ましてや、知事会が国政選挙に当たり、どのような主張をしているかなど、今まで有権者は知る由もなかった。だが、今回の選挙は今までとは違う。東国原知事が古賀と接触し、あのような馬鹿げた条件を提示したことで、全国知事会に所属する知事達が、地方のトップという立場からどのようなことを国政に望んでいるかということが国民の目に見えた。この功績は非常に大きい。元々、東国原知事の最大の目的は、ここにあったのだ。ただ、その流れの中で、チャンスが本当に巡ってくれば、元々いつかは国政へと思っている男である、「隙あらば」という心境もあったのであろう。だが、誰よりも、志半ばで宮崎県知事の座を捨てて国政に打って出ても、デメリットが大きくなることは本人自身が知っていたということだ。そんなリスクを背負ってまでも、古賀を相手に立ちまわった東国原知事の本音は、このチャンスを逃したら、全国知事会の思いを国民に伝えることができない、ということのみであったようだ。そして、そのこと自体が、この国の統治すステムを新しいものに変えるために必要不可欠であるとの強い思いもあったようだ。だが、それを口に出したら、格好の良いことばかりいってということになってしまうので、彼は一言も語らず、汚れ役に徹したのだ。だが、その思惑は達成された、と私は思っている。もしかすると、東国原という男は、世間が思っているよりも、この国のことを考え、愛し、変革を実現しようとする、非常にハートの熱い志士なのかもしれない。私は、今回の一件を見聞し、そんなことを強く感じた。中央集権型政治を地方分権型政治に変革することは、多くの有権者が目先しか見てないので気付いていないが、この国を健全な方向へ導くために、必要不可欠な一歩でもあるということを最後に明記しておく。
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by seizaikai_club | 2009-07-17 17:56 | 政治

日本人の血

日本人の血
2009年7月17日

国民の血は社会の犠牲となり
政治家の血は私利私欲思惑で黒くなり
総理大臣の血は名誉保身で目下迷いつつある

嗚呼なさけなや
熱い日本人の血今何処に
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by seizaikai_club | 2009-07-17 17:12 | 政治

古賀誠自民党選挙対策委員長辞任本当の理由

古賀誠自民党選挙対策委員長辞任本当の理由
2009年7月15日

 今日、突然、古賀誠自民党選挙対策委員長が辞任を表明した。麻生総理は、留任を強く求めた。当然のことだ。解散総選挙を目前にして、選挙対策委員長が辞任したでは、勝敗は決まったようなものだ。

 辞任の理由については、党内から都議選の責任問題が浮上し、「総括を」という声が挙がったので、選挙対策委員長である自分が責任を取るのだと格好良く語っていた。「麻生総理の元、団結すること」という何だか取って付けたような条件までご丁寧につけての辞任であった。さすが古賀誠氏、転んでもタダでは起きぬという強かさだ。

 各メディアは、東国原問題や麻生総理との不仲説が辞任の原因と報道していた。だが、本当にそうだろうか? 悪知恵の働く古賀氏、実は災い転じて福となそうとしたのではなかろうか。このままでいけば来る総選挙で自民党が大敗することは間違いない。そんな選挙で選挙対策委員長などという損な役回りをすること自体、彼にとっては不名誉であり乗り気ではなかったのだ。その上、水面下で古賀氏自身に関してのスキャンダルが噴出しそうになっている。各メディアも動き出した。そんな微妙な臭いを嗅ぎ取った古賀氏、自ら辞任することで、面目を保ちつつ、麻生総理に貸しを作り、スキャンダルで降ろされることから上手く逃げたのだ。なかなかずる賢いが素早い対応だ。

 しかし、この古賀氏の対応を見れば、彼が普段から国民や自民党のことよりも、自分の私利私欲と思惑を最優先していることが一目瞭然である。その人となりを、端的に表した決断であり言動であるように思う。有権者である国民の目は、そんなに節穴でないことを知るべきだ。

 先に記事にした、古賀氏のスキャンダルに関してだが、先週末、古賀事務所の藤丸という筆頭秘書が地元選挙区に住む被害者を訪れたそうだ。そして、200万円で、まずは静かにしてくれないか、記事掲載をやめるように恩田を説得してくれないか、という申し出をしてきたそうだ。それも、秘書藤丸氏の一存で、彼のポケット・マネーだとの念押し付きであったそうだ。だが、被害者は、2億円弱のお金を貸して踏み倒されているわけで、200万円で「はい、そうですか」と話を呑むわけもない。突っぱねたそうである。それにしても、失礼千万な話だ。自分が困った時に、億単位の金を借りておいて、その恩も忘れて選挙だからとはいえ、実際の金額の100分の1の金額200万円で、矛をおさめさせようというのだ。選挙後になれば、きっと白を切るに違いない。その証拠に、秘書藤丸氏は、「自分の一存で」という言葉を盛んに繰り返していたと被害者のO氏はいう。何と浅はかなことか。

 新たな証拠が、近々届く。また、インサイダー取引に関して、新事実もわかってきた。果たして、今後どのような展開になるのか楽しみだ。取材を続行する。
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by seizaikai_club | 2009-07-15 13:40 | 政治

石原都知事の嘆きもっとも呆れた民主党都議候補

石原都知事の嘆きもっとも呆れた民主党都議候補
2009年7月15日

 都議選直後の記者会見で、「いい迷惑」だと石原慎太郎都知事が嘆いていたが、都知事の嘆きはもっともでありよく理解できる。民主党が過半数を取り、形勢逆転で今後の都政に大きな影響がでることは間違いない。築地移転問題をはじめ、オリンピック誘致など、多くの問題が後戻りすることになるであろう。果たして、それが都民にとってプラスなのか、非常に大きな疑問を感じる。麻生政権の優柔不断さのトバッチリを東京都民が負うことになったと言っても過言ではない。

 そんな都議選の最中、珍風景というか珍演説を都内某所で見聞した。車で走っていると、ある民主党女性候補者の選挙カーが後ろについた。候補者は自転車でノボリを立てて走っている。耳を傾けてみて驚いた。この候補者は、本当に政治を知っているのか、と大きな疑問を感じたのだ。何故なら、都議選であるにも関わらず、この民主党女性候補、都政に関してのことは一言も語らない。やれ消費税をどうするの、北朝鮮をどうするの、拉致被害者をどうするの、郵政がどうのと国政に纏わることしか話さない。一体全体、この候補、ご自分がどんな選挙に立候補しているのか理解しているのであろうか? 都議の仕事は何か理解して立候補されているのであろうか? と非常に大きな疑問を感じた。同時に、民主党の候補者選びの甘さを目の当たりにした思いであった。

 ところが、選挙が終わってみると、その珍候補者も当選しているのだ。あんな政治音痴な候補者が当選して、都政は本当に大丈夫なのであろうか。心配になった。そんな候補を選んだ有権者も有権者である。政治に対する意識が低すぎる。国政と都政の区別さえついていない。石原知事の嘆きはもっともだ。同じようなことが、来る総選挙でも起こるのであろうか。何だか背筋に悪寒が走るのは私だけであろうか。民主党は、候補者選びをもっと厳しくし、候補者の教育も徹底してもらいたいものだ。何でも兎に角政権奪取すればいいというのでは、あまりにも無責任過ぎる。少なくとも、政治の「い」「ろ」「は」くらいは理解した候補者を擁立してもらいたい。さもなければ、民主党は「唯の烏合の衆」といわれても致し方ない。今こそ、この国にとって大切な時なのであるのだから。
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by seizaikai_club | 2009-07-15 01:04 | 政治

自民党分裂の可能性

自民党分裂の可能性
2009年7月14日

 元々、水面下で、分裂を目論む動きはあった。当然のことだ。麻生氏率いる自民党、安倍元総理以来の自民党は、政党とはいえないほどに惨めなものであったのだから。嘗ての誇りはどこにいってしまったのか。私利私欲、仇打ちに翻弄され、政治の根本を忘れ、国民の声も聞こえなくなってしまっている。しかし、本来、自民党には、民主党にはない底力と柔軟性がある。それこそが自民党の強さである。自民党内には、良い政治家もたくさんいるのだ。だが、悪党が党内に憚り、真面目に国を思う良い政治家が頭角を現わせない今の自民党に、存続の意味も、政権を維持する意味もない。この国のことを真剣に考える政治家達は、自民党にしがみつくことなく離党して新自民党を結党し、政治改革に邁進すればよいのだ。

 民主党内にも、他の民主党議員達とは意見を異にし、大きな志と国を思う気持ちをもつ良い政治家がたくさんいる。彼らも離党し、自民党と民主党からの離党組両者が政策的に歩み寄り新自由民主党を結党することを期待していた。ところが、ここにきて、民主党側の勇士達は、離党することに二の足を踏みだした。何故なら、都議選で民主党が大勝したからだ。選挙で勝ち残るには、民主党の看板を背負っていた方が有利と考えだしたのであろう。そういうことではないのだが、まあ、政治家は選挙に当選しなければ唯の人なので、現行の政治システム下では仕方がないことなのかもしれない。だが、兎に角、政界再編の流れができてくることを期待したい。

 自民党側では、中川氏を中心に武部氏をはじめ小泉チルドレンと心ある議員達が飛び出してくれることを期待する。国民が望んでいるのは、既成政党によるキャッチボールではなく、新政党による、本当の意味での改革だ。そして、その時が今きている。この選挙は、何としても未来の日本への足掛かりの一歩になるような選挙にしなければならない。個人の思惑や私利私欲を捨て、この国未来のために何が一番大切かを考え、心ある政治家の先生方は次の一歩を決断して頂きたい。苦難の道であっても、そうすれば、その代償は必ずそんな政治家の先生方の上に国民から返されるはずである。私はそう信じる。
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by seizaikai_club | 2009-07-15 00:19 | 政治

緊急スクープ続報 現自民党選挙対策委員長古賀誠の秘書による総額1億3850万円の詐欺事件

緊急スクープ  続報
現自民党選挙対策委員長古賀誠の秘書による総額1億3850万円の詐欺事件
2009年7月11日

 その後、動きがあった。私の書いた記事は、古賀事務所側が掲載直後に把握したという情報が、有名作家O.E.氏より人を介して私の元へと届けられた。また、昨日は、私が取材をさせて頂いた被害者の方からも電話を頂いた。古賀事務所の番頭格である秘書F氏から、近々会いたいという申し入れだということだ。どういう話であるのかは、会ってみないとわからないということであった。ただ、臭いとしては、政治家事務所の常套手段である本人ではなく秘書が勝手にやったとう方程式での対応であるようだ。事件当事者である小川元秘書に関しても、そういう言い訳なのであろう。そして、被害者に会いに来る番頭格秘書F氏も、古賀氏自身ではなく、自分が自分の裁量で勝手にしたというスタンスで対応してくるようだ。多分、選挙が目前に迫っていなければ、そんな対応さえしてこないのであろう。選挙が近いので、取り敢えずこの場をそんな安易な手法で乗り切り、選挙が終わればまた知らん顔というところだろうことは容易に想像できる。

 だが、ことはそんなに簡単なことではない。複数の重要な問題が、この事件には潜んでいることを古賀氏自身が理解しなければならない。一つは、「東京鉄鋼」株のインサイダー取引の問題。そして、もう一つは、スイスとリヒテンシュタインに開設している口座に纏わる、外為法違反問題である。この二つの問題は、司法関係者も非常に大きな関心を持っているようだ。証拠品の有無等、何度となく私へも問い合わせがあったことをここに報告しておく。

 また、金の流れに関しても、真実が分かってきた。古賀氏の指示かあるいは横領したのかは定かではないが、1億3850万円の一部が小川の懐にも入っているようだ。それが口止め料として見過ごされたものなのか、横領で古賀氏の逆鱗に触れ解任されたものなのかは、未だ定かではない。今後も取材を続ける。
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by seizaikai_club | 2009-07-11 03:58 | 政治

麻生総理「辞任」も選択肢に…!?

麻生総理「辞任」も選択肢に…!?
2009年7月11日

 総選挙が目前に迫り、永田町の魑魅魍魎が慌ただしく蠢きだした。結局は、国民不在の自分勝手な思惑、私利私欲ばかりが優先されるようだ。鳩山民主党代表の抱える金に纏わる問題も、あまりメディアが真剣に取り上げないが、酷い話である。ある意味、小沢一郎秘書による西松建設問題などとは比較にならないほど、卑劣極まりない国と国民を騙した行為であるように思う。ただ、今、多くのメディアもマスコミ関係者も、自民党に政権を維持させるよりも、民主党に政権奪取させた方が面白く話題性があるので、鳩山民主党代表の事件をあまり派手に取り上げない。こういうマスコミの姿勢が、日本をダメにするのだ。話が横道にそれてしまったが、本題に戻す。

 サミット参加のため留守にしていた日本では、麻生総理降ろしの風が強くなった。大体、政治がここまで乱れ、国民を辟易とさせてしまっているにもかかわらず、この期に及んで、まだ自分達の存命ばかりを考え、選挙を勝つために小手先芸を繰り広げ、党内で足の引っ張り合いをしている今の自民党は、本当に今回の選挙で下野し心身共に禊をするべきだ。そして、自民党の存亡の危機であるということをもっと実感しなければならないのではないか。

 確かに、このまま都議選で大敗を期せば、自民党にとって解散総選挙は不利どころか負けるための選挙のようになってしまうであろう。だが、だからといって、総理総裁を交代させても、何も変わらないと思わないのか? 国民は、政治に対してこれほどの絶望感を味わったことがない。そのことに、何故自民党議員達は気付かないのか。そんな小手先芸で、この窮地は乗り越えられないのだ。もっと、心を持って対応しなければ・・・。何故、そんな簡単なことが理解できないのであろうか。結局は、時代を反映しているのかもしれない。自己中心主義の極みだ。相手の気持、有権者の気持など、微塵も見えていないのだ。いや、見ようともしていないのだ。

 麻生総理は、本当に追い詰められている。もう、このままでは、きっと自ら解散を決断することも許されないであろう。麻生総理に近い人間から、こんな情報が聞こえてきた。選択肢の一つに、今まで考えていなかった「辞任」が加えられたそうだ。確かに、総理が持つ伝家の宝刀など、誰も使ったことはない。画に描いた餅のようなものだ。麻生総理に、解散を先送りさせようと画策する魑魅魍魎どもをぶった切り、伝家の宝刀を抜くだけの勇気があるとは思えない。そんな勇気があれば、西川問題をはじめ、これまでに何度となく立たされた岐路で、間違った決断をすることもなかったはずだ。残念ながら、小泉元首相のような強さと信念は微塵も感じられない。人に流されてばかりという印象だ。こんな侮辱的な記事を掲載され、奮起して決断を下してくれればそれはそれで良いことだ。だが、きっと無理であろう。本当に世も末、自民党も地に落ちたものだ。
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by seizaikai_club | 2009-07-11 03:13 | 政治

ウイグル族の暴動とハッキング

ウイグル族の暴動とハッキング
2009年7月11日

 中国西部の新疆ウイグル自治区ウルムチで5日午後、住民らが通行人を襲い道路を遮断し、車に火を付けるなどする暴動が起きた。約3000人のウイグル族がデモに参加し、警官隊と衝突した。世界中の多くのメディアは、今年10月に建国60周年を控え、中国政府が少数民族に対する締め付けを強めていることが不満の背景にあるのではないかと報じている。だが、実際のところは、もっと根が深いようだ。

 以前にも中国の少数民族問題に関し記事で書いたが、北京オリンピック後に、大きな暴動がウイグル族から起こるのではないかということが一部関係者の間で言われていた。ウイグル族は、中国に存在する少数民族最大で、約840万人の人口であるといわれている。このウイグル族から北京オリンピック直後暴動が起き、チベット族、朝鮮族をはじめとする他の少数民族へと波及し、その流れは貧富の差で苦しむ貧困層が慢性的に抱く政府への不満に火をつけ、中国共産党にとって危機的な暴動へと発展するのではないか、と多くの海外諜報機関は希望的に推測していた。実際、多くの海外諜報機関が、扇動諜報活動を中国国内に潜伏する草の者的な地元諜報員を使って繰り広げている。6月下旬、広東省韶関市の玩具工場で、同自治区から出稼ぎに来ていたウイグル族の労働者が漢民族に襲われ2人が死亡、漢民族を含む118人が負傷する事件も、そのような諜報機関が暴動を誘発させるために利用したのではないかとも言われている。思惑通り、ウイグル族はこの事件に反発し暴動を起こした。中国政府が、一番恐れていたシナリオが現実のものとなってしまった。

 一時は、北京オリンピック直前に、想定外で偶発的に起こってしまったチベット族による暴動で、ガス抜きがされてしまい、当初予想されていた、いや予定されていたウイグル族から始まる暴動は現実化しないのではないかとさえ思われていた。だが、現実は、そんなに甘くはなかった。

 問題は、この少数民族による暴動が起爆剤となり、今まで封印されてきた貧富の差、格差社会の現実に苦しむ貧困層に、根強く息づいている中国政府へ対しての不満が、一気に爆発し、全国レベルでの大暴動に発展する可能性である。アメリカをはじめとする資本主義国は、そうなることを望んでいる。何故なら、中国の市場が宝の山であることを知っているからだ。そして、貧富の差に喘ぐ中国民の貧困層も、北京オリンピック以来、自由の風を肌で感じ、資本主義の甘い味を知ってしまった以上、もう後戻りはできないところまで、気持が高揚している。中国政府が一番恐れていたことだ。

 私達が想像している以上に、中国政府は今回の暴動を危機的に受け止めている。そのことは、新疆ウイグル自治区ウルムチ地域に派遣された治安維持部隊の大きさを見れば一目瞭然だ。また、胡錦濤国家主席がラクイラ・サミットを突然欠席したことは、中国政府が今回の暴動に大きな危機感を持っていることを端的に表している。その証拠に、中国政府は、非常に迅速に報道統制を水面下で実施した。

 そんな矢先、ケリー米国務省報道官は8日の記者会見で、同省のウェブサイトが今月5日からハッキング(不正アクセス)による攻撃を受けていることを明らかにした。そして、このハッキングは、アメリカだけでなく、韓国、日本、ドイツと多くの政府機関やメディア、ジャーナリストへも行われている。実は、私も5日の夜中、正確には6日未明、ハッキング攻撃を受けた。しかし、その時は、まさかハッキングだとは気付かなかった。仕事をしていたら、突然ネットに繋がらなくなり、セキュリティー・パスが消滅し、Internet Explorerが、まるで生を受けたようにウィンドーを増殖しだし止まらなくなった。話が横道に逸れたが、この件に関し、韓国メディアを中心に、日本のメディアも、北朝鮮によるハッキング攻撃と報じた。ところが、アメリカの関係機関は、そのような韓国と日本のメディア報道に、慎重な姿勢を示した。未だ明確な発表をアメリカ政府はしていないが、内部から聞こえてきた情報によると、どうもここにきてアメリカの関係機関は、今回のハッキングは、北朝鮮によるものとカモフラージュした、あるいは北朝鮮と手を合わせての、中国政府主導によるものではないかという結論に至ろうとしているようだというのだ。その理由として、今回のハッキングの規模が過去最大であること。また、その手法が非常に専門的であり巧妙であることを挙げている。確かに、ハッキングが起こった時期と、暴動の時期も合致している。また、その規模からして、かなり組織的に行わないとできないことは誰の目にも明らかである。そして、技術的にもかなり高度な腕を持った複数のハッカーによることが想像できる。だとすると、北朝鮮が単独で、ここまで大規模なサイバーテロを展開することは不可能ではないか、という結論のようだ。だが、中国であれば、問題なくできる。中国政府が、水面下で恒常的にサイバー戦略を展開していることは、関係機関ではよく知られている事実である。

 今の北朝鮮の言動をみていると、北朝鮮の可能性も否めない。だが、単独でここまでできる能力があるか否かという点には、大きな疑問符が付く。だが、中国なら、充分にそれだけの能力がある。いずれにしても、中国政府が、今回の暴動をどれだけ脅威に感じているかということがわかる。多くの中国国民が、抑圧された生活の中で、辛苦に耐えていることを想像すると、今回のウイグル族による暴動が、中国変革の大きな起爆剤になってくれればと祈りたくなる。
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by seizaikai_club | 2009-07-11 02:25 | 国際情勢

「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
by seizaikai_club
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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