政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

INFORMATION
New Album
2006年1月18日発売
『リボン』
[初回盤]
[初回盤]
価格:3,150円(税込)
SNCC-86913
(CD+DVD/2枚組)
この商品を購入する
[通常盤]
[通常盤]
価格:2,800円(税込)
SNCC-86914 
この商品を購入する
LINK
ゆずOFFICIAL SITE
ARTIST DATA
ツアーブログ 総動員DEいきまっしょい!!
excite MUSIC

カテゴリ:小泉構造改革( 7 )

日本郵政西川善文の進退問題の難しさ

日本郵政西川善文の進退問題の難しさ
2009年6月10日

 日本郵政の西川善文代表取締役社長の進退問題が大きな波紋を広げている。鳩山総務大臣が、東京中央郵便局跡地の再開発問題でクレームを付けたり、辞任要求をしたりしたことから、この問題は国民の大きな関心事となった。だが、西川の進退問題は非常に難しい問題である。総務大臣という立場で、西川の進退に関して必要以上に圧力をかけたり言及したりすることには問題があるように思える。何故なら、国が大株主とはいえ、既に民営化された民間企業であるからだ。だが、鳩山総務大臣が何を言わんとしているかも理解できないわけではない。それは、西川が行ってきた過去と現在のビジネス手法に問題があるということをいっているからだ。

 西川氏の経営手法には問題がある。彼が日本郵政の社長に就任する前に務めていた三井住友銀行の頭取職の時代にも、複数大きな問題を抱えていた。かなり強引な経営手法が、時として法に抵触するという疑惑も上がっていた。西川が日本郵政の社長に就任した時は、三井住友銀行で起こったある事件に関して、東京地検が捜査を開始しようとしている時期であった。ある意味、西川が親しくしていた当時の経済財政政策担当大臣であり、小泉元首相の懐刀であった竹中平蔵氏に危機一髪で救いあげられた形であった。

 そんな塀の上を歩いているかのような西川が、何故小泉元総理と竹中平蔵大臣によって大抜擢されたかといえば、それは西川の強引な経営手腕にあった。確かに、塀の上を歩くような強引な経営手法であるが、瀕死の重症であった三井住友銀行を立て直したのは西川であった。それは紛れもない事実だ。確かに問題は多かった。だが、マンモス企業日本郵政の民営化を成功させるには西川の強引な経営手法が必要不可欠、と小泉元首相は思ったのだ。西川にしても、東京地検が本格的に動き出してしまえば、二進も三進もいかなくなる。ある意味、双方の利害が合致したということであろう。そのような経緯により、西川は、郵政民営化を人生最後の大仕事として腹を括ったのであろう。小泉元首相は、毒は毒をもって制するということで西川を大抜擢したのだ。まんざら間違った選択ではなかった。現に日本郵政の民営化を、西川が成功させたことは否めない。

 国でも、黎明期は独裁政治で一部の強い人間、独裁者の牽引力によって成長していく。企業でも同じだ。どんな組織でも、黎明期にはある意味強引でアウトローな手法をものともせず牽引していく強さがなければ、成功には導けない。鳩山総務大臣は、そんな西川氏の暗の部分ばかりにスポットを当て、彼の留任を認めないということを言っているのだ。それは理解できないこともない。ある意味間違いではない。ただ、それでは、西川以外に、日本郵政の民営化を盤石なものにするための経営体制を確立していく手腕を持つ人間がいるかどうかということだ。そういう強い人材は他にもいる。だが、普通の経歴の人間は、多くの問題を抱える日本郵政のようなマンモス企業を牽引してくというリスクを、全てを投げうって引き受けはしない。

 また、もう1つの問題は、西川続投を否定するということは、国民の多くの指示を得た郵政民営化自体を否定することになる。一部の自民党の政治屋達の私利私欲と思惑で、民意が大きく反映された前回の総選挙、郵政選挙を否定してしまうことになるということだ。これは、ある意味、有権者である国民へ対しての背任といっても過言ではない。弔い合戦よろしく、郵政民営化を旗印にした小泉元首相に相反した政治屋達が、自分達の私恨のために、民意を無視して自分達の私利私欲で動くということだ。このことに、大きな問題がある。そのことを見過ごしてはならない。

 前回の総選挙、郵政選挙で自民党は多くの議席を獲得したのだ。それなのに、郵政民営化を否定するような決断を下すということは、国民に対し、恩を仇で返すことになる。有権者が投票してくれた自民党票を自ら否定し、有権者を愚弄することになるのだ。そのことを忘れてはならない。この問題は、鳩山総務大臣がいうように、西川の人となりだけで判断してよいことではない。前回の郵政選挙の結果ということを忘れてはならず、いかなる理由があっても郵政民営化を否定するような結論を出してはならない事案なのだ。もし、そのようなことがまかりとおってしまえば、日本の民主主義、政治自体が崩壊したことを意味するに等しいことなのだ。
[PR]
by seizaikai_club | 2009-06-10 22:44 | 小泉構造改革

郵政民営化の弊害と負の慣習

郵政民営化の弊害と負の慣習
2009年5月27日

 郵政民営化を巡っては、賛否両論色々な意見や事実、現象が小泉元首相在任中から継続的に起こっている。その1つは、郵政選挙で刺客を送られた郵政民営化反対派の議員達による弔い合戦的な発想での執拗な反撃ということであろう。そして、もう1つは、郵政に脈々と継承されてきた負の慣習である。今回、問題になっている第三種郵便問題などは、その典型的な案件であるように思う。

 この第三種の問題が大きく報道された当初、金品の授受や贈収賄などはなく、単に悪習が継承されてきた郵政省の怠慢体質が露呈しただけ、とマスコミ各社は報じていた。これらの報道を聞き、笑いが止まらなかった。何故なら、第三種郵便にまつわる担当部署と政治家の癒着は、有名な話だからだ。メディアの人間が知らないわけがない。少なくとも、編集長や副編集長クラスの管理職経験のあるマスコミ人であれば、第三種に纏わる不正は周知の事実である。なぜなら、各メディアも共犯者として関わっている場合が多いからだ。

 どういうことかというと、出版社や新聞社が、新たに定期刊行物を発刊する際には、その登竜門として第三種郵便の取得ということがある。だが、第三種郵便の審査は、通常厳しく時間がかかる。だからといって、新しいメディアを発行するという時に、第三種郵便が取れないからといって、発行を遅延させるわけにはいかない。そこで、編集長は、社の上司、経営幹部に相談をする。すると、経営幹部は、郵政に強い代議士の事務所を訪問して、第三種郵便取得に関しての便宜をお願いするのだ。この際、第三種郵便程度の案件の場合は、代議士本人は動かず、彼らの秘書が彼らの範疇で動くことが多い。勿論、この際、便宜を図ってもらったお礼として、金品が代議士事務所、担当秘書、郵政の担当部署もしくは担当者へ渡される。拒むものは一人もいない。当たり前のこととして為されている、長く続く悪い慣習なのだ。

 実際、私自身、私が経営していた出版社で新しい雑誌を創刊する際、何度か郵政に強い近畿圏出身の故N.K.代議士に便宜をはらって貰った経験がある。通常、第三種郵便取得には、申請後半年から1年掛る。ところが、代議士を通すと、約1日から2日で申請が受理され、新しい第三種郵便を発行してもらえる。

 流れはこうだ。まず、代議士に電話で相談する。すると、代議士が、秘書に一任したと連絡してくる。直ぐにその秘書から連絡が入り、新たに第三種郵便の申請書を作成する。それをその秘書に渡す。暫くすると、秘書から連絡が入り、丸の内の中央郵便局へ赴くように指示がでる。言われた通りに中央郵便局の第三種郵便担当窓口に、社名等必要事項を告げる。すると、既に代議士秘書から申請書が提出されており、翌日には新しい第三種郵便が発行されるという流れだ。良くないことと分かってはいる。だが、新しい雑誌を創刊する際、第三種郵便を取得できているか否かは非常に大きな問題なのだ。多くのメディアが同じようなことをしている。だから、今回の事件が発覚した当初、マスコミ各社は、金品の授受などはなく、単なる怠慢による悪習と結論づけたのだ。そして、そういうやり取りを知らない、若い記者を各社この事件の取材にあてたのだ。これは、代表的な負の慣習であるといえる。

 逆に、皆が気付いていないが、郵政民営化により、一般利用者である我々にとって不便を余儀なくされるようになった弊害もある。それは、郵便ポストだ。案外、皆さん気付いていないが、郵政民営化が実現して以来、ポストの数が激減した。今まであった所に、あるはずのポストがなくなったのだ。意識してみると、気付くはずである。昔は、手紙を投函するのに苦労したことはなかった。見回せば、直ぐに真赤なポストが見つかった。ところが、郵政民営化後は違う。投函するためのポストを探すのが一苦労だ。勿論、郵便局前には、昔と変わらず真赤なポストが立っている。だが、あったはずの路上のポストが、沢山姿を消しているのだ。多分、ポストに投函された郵便物の回収作業を行う人員削減という理由なのであろう。そのかわり、コンビニ前や店内にポストが併設されるケースが非常に多くなった。そして、それらのポストは、必ず防犯カメラで監視される位置に設置されている。結局のところが、全ては管理社会になってきたということだ。手紙1つ出すにしても、監視されているということだ。今に、生まれると直ぐに、病院で体内に微小なICチップが埋め込まれる時代が到来するのではないか。それこそ、国民総背番号制で管理監視される時代だ。本当に日本は、このまま進んでいってよいのであろうか。大きな疑問を感じざるを得ない。
[PR]
by seizaikai_club | 2009-05-27 09:04 | 小泉構造改革

政界再編

政界再編
2008年1月5日

 亥年というのは、天変地異や動乱の起こり易い年回りらしい。歴史的にいっても、1707年の亥年には、富士山が「宝永の大噴火」といわれる噴火を起こした。平安時代に二度大きな噴火を起こした富士山だが、それらの噴火とならぶ大噴火であった。それどころか、「宝永の大噴火」では、富士山の中腹を抉り取って宝永火口を形成し、富士山の雄姿を変えてしまった。

 1779年の亥年には、桜島が「安永の大噴火」を起こしている。1468年の「文明の大噴火」、1914年の「大正の大噴火」とならぶ大噴火であった。この噴火で、燃島(もえじま)など八つの島ができた。

 明治以降では、1923年(大正12年)の亥年に、関東大震災が起こった。言わずと知れた、前代未聞の大震災であった。死者、行方不明者合わせて10万5千人あまり、非難人数は190万人に及ぶ未曾有の大天災であった。

 1983年(昭和58年)には、日本海中部地震が発生した。これは、日本海側で発生した史上最大級の大地震であった。マグニチュード7.7で、10メートル以上の高さを記録した津波により、104人の犠牲者を出した。また、同じ年、三宅島でも大きな噴火が起こった。

 そして、前回の亥年である1995年(平成7年)には、阪神淡路大震災が起こった。予想外の大地震発生で、多くの犠牲者がでたことは未だ記憶に新しい。

 亥年の天変地異は、日本にとどまらず海外でも、同じ現象が起こっている。1755年にはリスボン大地震、1815年には、世界史上最大級の大噴火とされているインドネシアのタンボラ火山の大噴火が起こっている。

 亥年は、政界も荒れるというジンクスがある。大体、亥年の選挙は大荒れで、自民党には不利というジンクスさえある。昨年の日本政界を振り返ってみると、確かに大荒れの年であった。参議院選挙では、自民党が大敗し民主党が大躍進した。そして、小泉改革を旗印に小泉内閣を継承した安倍首相が、突然総理の座を投げ出した。挙句の果て、その安倍氏の後首相の座についた福田氏は、某新聞社の古狸に唆され、民主党の小沢党首を水面下で誑かし、連立騒動で国民を欺いた。それでも、足並み揃わぬ民主党に国民は辟易とし、小泉元総理が切り捨てたはずの魑魅魍魎が蘇り旧態依然とした自民党には愛想を尽かした。国民は、自民にも民主へ対しても絶望感しか感じられなかった。関東大震災は起こらなかったものの、永田町は大揺れであった。

 参議院で優位に立つ民主党が、いつ伝家の宝刀解散総選挙に打って出るかと、マスコミも政界も浮き足立った。しかし、解散総選挙をして、一体誰が次期総理になるというのか? 国民不在も甚だしい。

 民主党は、いつまでたっても烏合の衆よろしく、「政権奪取」ばかりを合言葉に実力が伴わない。一枚岩どころか、二枚舌、三枚岩という有様だ。一国を司るには、いささかお粗末過ぎる。それでは、自民党はといえば、自民党も小泉元首相にぶった切られ脇に追いやられた魑魅魍魎がしぶとく蘇り、国民の方は向かずに、ご自分達の敵討ちにばかり奔走されている。これまた、茶番を繰り返すばかりで、とてもではないが一国民としては支持できない。

 そんな状況下、安倍前首相が政権を放り投げた直後、小泉再登板の声が、マスコミなどから聞こえてきた。だが、小泉流美学を思えば、これは有り得ないことであろうと思っていた。小泉さんという人が、格好の悪いことをするとは思えないからだ。一度口から吐いた言葉を撤回し、総理の座に返り咲くなど、これほど格好の悪いことはないではないか。だが、もし、小泉さんが、自民党総裁ではなく、自民党の議員としてではなくということであれば、万が一にも有り得るのではないかと思っていた。

 そんなことを念頭に政界を見守っていた私の目に留まった人物がいた。それは、今や役もなく一自民党議員として日々を送っている武部元幹事長である。武部氏は、小泉政権下、幹事長として小泉氏によく仕えていた。非常に厳しい顔をして日々、職務を遂行されていたことが印象深く私の脳裏にも残っていた。その武部氏の最近の顔付きが、非常に凛々しい。幹事長時代以上に凛々しい。幹事長時代は、どちらかというと苦労の所為か厳しい顔付きをしていた。しかし、今の武部氏の顔付きは、何故か非常に引き締まり凛々しい。ある意味、自民党内では浪人中である。普通、凛々しい顔付きになるはずもない。私は、何か水面下で隠密裏に進行しているのではないか、と思っていた。そんな矢先、武部氏に集う小泉チルドレン達の様子にも、変化が表れた。読者の皆様の記憶にも新しいところでは、杉村太蔵議員の小泉氏そっくりの物言いによるマスコミへ対しての選挙に関しての言動があった。あれだけ強気の発言を、この微妙な時期にするということは、いくらまだ青いといっても、何かそれなりの後ろ盾および根拠がなければできないはずである。あのテレビでの杉村議員の様子を目の当たりにした私は、これは水面下でやはり何かが動いているのではと強く思った。

 そして、一昨日の飯島勲元小泉首相秘書官のテレビでの独占インタビューを観て、その思いが私の中で確信へと変わった。

 飯島勲という人物は、明治維新以降の日本政治に於いて、最高の政治家秘書であり、誰も右に出るものはいない、と私は思っている。怖い人とよく言われるが、これ以上魅力的な人がいるのかと思うほど人間臭く興味深い人物である。私自身、面会直後に魅了された。そして、彼の人間的魅力は、彼の愛にあると私には思えた。愛などというと、何を言っているのか、と思う方も多いかもしれない。何も恋愛の愛ではない、小泉純一郎へ対しての愛情である。あれほど、小泉さんに惚れ込んでいる男は他にはいないであろう。文字通り、小泉さんのためなら命懸け、何でもできるのが飯島勲という人物だ。そのことが、第三者からみても、飯島勲という人物を魅力的な人物に映し出している。まるで任侠映画の1シーンのような、親分子分の以心伝心の男同士の関係が小泉氏と飯島氏の間には感じられた。

 その飯島元秘書が、ハッキリと明言した。「自民党員として、自民党総裁として、小泉純一郎の総理としての再登板は200%有り得ない。だが、自民党員としてでなければ、充分に有り得る。大体、小泉以外、他に日本の舵取りができ、国民をひっぱっていける人間があるだろうか。小泉純一郎は、日本の国有財産である」と飯島氏は言い切った。

 これは、非常にリアルな発言である。そのコメントを聞いたコメンテーターは、まるで小泉さんが自ら小泉チルドレンを連れて自民党を出るような発言を繰り返していた。しかし、それは有り得ないと私は思う。何故なら、小泉流美学にそぐわないからだ。大体、それではあまりに格好が悪い。第一、そんなことをすれば、国民の支持を得られない。飯島氏もそんなことは、望んでいないであろう。彼にとって大切なことは、どれだけ格好良く親分小泉を舞台に登場させるか、ということである。それには、小泉氏を最後に担ぎ出すという方法しか有り得ない。自ら、名乗り出るなどということは有り得ないことだ。

 だが、武部氏を頭に、小泉チルドレンならびに小泉さんを支持する古参の自民党議員が自民党をでれば、これはそれこそ大変なことになる。自民党の魑魅魍魎は、安穏としてられない。それこそ、今度こそ本当に息の根を止められかねない。政治の世界に「もし」はないが、もしそうなれば、自民党は壊滅的な打撃を受けるであろう。かといって、民主党が機を得て自民党を返り討ちにもしきれないはずだ。

 そして、その時が、小泉再登場の舞台が整う時となる計算であろう。武部氏を頭に自民党を飛び出した議員達は、小泉さんを教祖よろしく祭り上げ、一気に政権を奪取する。そして気付けば、自民も民主も及ばぬ、それこそ国民の支持による新党が誕生している。こんなシナリオではなかろうか。しかし、これは充分有り得るシナリオである。現状、自民も民主も、解散総選挙をチラつかせお互いに牽制し合っているが、現実問題、実際に解散総選挙をするだけの実力も勇気もない。しかし、国民の不満はドンドンつのる一方である。福田内閣は、内閣発足後三ヶ月にもなろうとしているのに、未だ確たる指針も示せずにノラリクラリを繰り返している。これでは、二進も三進もいかない。国民が満足できる訳もない。

 飯島元秘書が、突然小泉事務所を辞めたことには皆驚かされた。小泉さんが福田さんを支持したから、とマスコミでは報道されていた。だが、そんなことで飯島氏が小泉氏の元を去るとは思えなかった。それはあくまで表向きで、実際にはもっと何か理由があるはず、と私は思っていた。もしや、防衛庁の守谷次官による汚職問題に関わっていて、小泉氏に火の粉が及ばぬように飯島氏が逸早く小泉氏と袂を分かったのか、とさえ思ったりもした。しかし、それではあまりにお粗末すぎる。他に、もっと理由があるに違いないと思っていた。そんな矢先、今回の飯島氏への独占インタビューでのスクープであった。

 多分、飯島氏がこのインタビューで発言したことは、夢半分、現実半分なのであろう。いや、私は、夢は10%で、現実が90%なのではないかと思っている。飯島氏なら、やり遂げられるに違いない。私は、そんな風に思う。そして、自民党内にも、私と同じように思っている多くの議員がいるはずである。彼らが動く時が、本当の意味での政界再編が始まる時なのかもしれない。アメリカの大統領選挙、そして、北京オリンピック、子年の今年は、政界再編するには最高の年周りではないか。
[PR]
by seizaikai_club | 2008-01-05 19:22 | 小泉構造改革

小泉首相と飯島秘書官の類稀なる二人三脚

小泉首相と飯島秘書官の類稀なる二人三脚
2006年9月23日

 小泉政権が、長期政権を維持することができ、しかも高支持率を確保し続けた大きな要因の一つに、小泉純一郎首相と飯島勲秘書官の深い信頼関係に基づく二人三脚があった。

 小泉首相は、真面目で、実直で、意志が強く、ユーモアがあり、前向きで、明るい。そして、お高くとまったところがなく、我々国民に近い印象を非常に受ける、珍しいタイプの首相であった。見た目も華奢で、ここまで意志と精神力の強い人には見えない。ところが、その意志を貫く精神力は、歴代総理随一であった。それは、小泉首相の、子供のような純粋さからくるものであるように思う。その実直さは、永田町やマスコミ界では有名で、盆暮れの届け物も、分け隔てなく一切受け取らない。いかなる場面でも、いかなる理由でも、差別することもない。そういう徹底した姿勢は、政治家になって以来、一切の例外なく、崩したことがない。

 しかし、政治家とは、そんな綺麗事ばかりではやっていけない。時には強引に、時にはずる賢く、山積する問題を切り抜けていかなければならない。ところが、そこのところは、小泉首相の一番苦手とするところだ。よくマスコミからも攻撃されたが、小泉首相の言葉は単刀直入で端的だ。それが、説明不足などという批判に繋がった。だが、あれはパフォーマンスでも何でもなく、小泉という人の性質なのである。昔、加藤紘一氏にインタビューした際、雑談で聞いたことがある。彼曰く、「小泉さんは、昔からあの調子なんですよ。山崎さんと小泉さんと三人で酒を酌み交わしていても、議論を闘わせるのは、私と山崎さんばかり。小泉さんはというと、誘い込もうとしても、黙々と一人で盃を口に運び、端的に短い言葉を吐いて、後はニコニコしながら、熱く議論を闘わせてよ、と言って自分は美味しそうに再び酒を味わい続ける、なんて調子でした」ということだ。このような小泉さんの性質からくる言動は、時として国民にはわかり易く、人気を得る一つの要因となった。しかし、その反面、批判の的にもされた。

 このような小泉首相の実直さや性質は、必ずしも政治家としてはプラスとして働かない場合も多かった。そのような部分を上手く補佐していたのが、飯島勲秘書官である。一見、飯島秘書官という人は、本当に小泉さんの秘書官なのか、と思ってしまうほど、風貌も性質も小泉さんとは正反対のノリである。だが、この飯島秘書官という人も、非常に魅力的な人である。一度会ったら、心を鷲掴みにされてしまう。そんな不思議な力を持った男である。

 彼は小泉純一郎という人間に惚れ込んでいる。それだけは、誰の目にも確かである。この正反対の二人が、深い信頼関係に基づき二人三脚を組んだからこそ、あれだけの業績を小泉政権は残せたのだ。そのことを、疑う余地はない。表の顔の小泉さんと、裏の顔の飯島さん、これほどの名コンビは、日本の政治史にも類を見ない。名首相の陰には名秘書官あり、というところだ。故田中角栄と故早坂秘書、故竹下登と青木秘書(現自民党参議院議員)以上である、と言っても過言ではない。ただ、このように、秘書に恵まれた政治家は大成する、ということだけは間違いない事実だ。

 小泉首相の魅力もさることながら、飯島秘書官の魅力も素晴らしい。懐が深く、何とも親しみが持てる、しかし、強引なぐらいの強さも兼ね備えている。冷酷さと温かさを兼ね備え、相手の懐に飛び込み、相手を魅了する力は、天下一品である。洞察力、人心掌握力にも、非常に長けている。そして、それらの力を、私利私欲には絶対使わず、小泉純一郎のためにしか使わない、そこにこの男の凄さがある。義経と弁慶の関係を彷彿とさせる。

 ある意味、日本という国は、非常に運の強い国なのかもしれない。太平洋戦争であのような悲惨な目にあいながらも、戦後復興し、世界第二位の経済大国にまで僅か数十年で上り詰めた。そして、日本経済が瀕死の状態になったらば、小泉首相が登場し、旧態依然とした体制を打破し、大きな改革を為し、切り抜けた。その救世主小泉純一郎は、飯島勲という人間に惚れられ、補佐されることにより、倍の力を発揮し、日本の政治を大改革した。これは、もう、運命としか言いようがない。人というのは、一人の力に限りがある。しかし、深い信頼関係を結べる人間同士が巡り会えば、想像以上に力を発揮できるということを、この二人は我々国民に証明し、見せ付けてくれたようでさえある。

 さて、安倍晋三自民党新総裁には、飯島秘書官のような逸材が側にいるのであろうか? それによって、安倍政権の行方もある程度決まるのではないか。どんなリーダーでも、リーダーとは、孤独なものである。しかし、その孤独なリーダーにも、深い信頼関係を結べる補佐役がいるか否かで、全ては決まると言っても過言ではない。

 最後に、小泉首相と飯島秘書官以上の関係が、政治家と秘書の間で結ばれることは、なかなか難しいであろう。何故ならば、孤独なリーダーを補佐する女房役は、普通、やはり本当の女房になってしまうからだ。どんなに素晴らしい秘書が存在したとしても、女房以上にはなれない。それだけ、お互いの信頼関係の深さが少なくなる。ところが、小泉首相の場合は、早くに離婚したので独身であった。妻はいなかった。そのために、飯島秘書官は、小泉首相の本当の女房役に成れたのだ。二人の間に、信頼関係を揺るがす人間がいなかったということが、非常に大きなことであったことは間違いない。小泉首相は、飯島秘書官を100%信頼し、飯島秘書官も小泉首相を100%信頼できたのであろう。やはり、運命であったのかもしれない。そのような小泉さんが、首相に選ばれたことも、日本にとっては運命であった、いや幸運であったことは間違いない。
[PR]
by seizaikai_club | 2006-09-23 10:14 | 小泉構造改革

拝啓 小泉純一郎内閣総理大臣殿

拝啓 小泉純一郎内閣総理大臣殿
2006年9月21日

 まずは、5年間、長きに渡りご苦労様でした。

 この5年間、色々なことがあった。一部拉致被害者の帰国、郵政改革をはじめ、旧態依然とした永田町のしきたりを、ことごとく破壊し、新生日本を創造するキッカケを作った小泉改革。財界も、政界も、マスコミ界も、批判ばかりを繰り返してきた。しかし、小泉首相が、この時期に、日本の総理大臣を務められたことには、運命的なものを感じざるを得ない。もし、小泉首相以外の政治家が、この時期に首相を務めていても、これだけドラスティックに、改革を推し進めることはできなかったであろう。確かに、多くの痛みも伴った。それは、政治家や官僚にとどまることなく、我々国民も同じことだ。だが、もし、今、この時期に、小泉改革のような思い切った改革を為していなければ、間違いなく日本は衰退の道を辿っていたであろう。

 反小泉の政治家やマスコミは、まるで諸悪の根源のように小泉首相のことを批判し続けた。しかし、本当に彼らが言うことが正しかったのであろうか? 非常に大きな疑問を感じる。本当に愛国心をもって、私利私欲や思惑をかなぐり捨てて、この国のために、批判を恐れず、英断を下し続け、改革を推し進めた小泉首相に、私は国民の一人として、大きな拍手と感謝の念を表したい。

 確かに、まだ結果が出ていないことも沢山ある。まだ、多くの問題も山積されている。しかし、戦後60年間に蓄積された悪い慣習や垢を拭い去る努力が、この5年間に為されたことは間違いない。その答えは、今後、近未来に、色々な形で出てくることは間違いない。

 時代は変わったのである。しかし、いつの時代にも、時代の変化を受け入れられない人々が沢山いるのは、世の常である。時代の変化をわかっていても、既得権等に関わる思惑という煩悩に雁字搦めにされ、変革することができないのが人である。それを、私利私欲を超越して、ここまで改革を推し進めた小泉政権の功績は、近未来、日本史に燦然と輝くことであろう。多分、私達の孫の時代の教科書には、ここ5年間、小泉首相によって為された小泉改革のことが、明治維新に匹敵する大きな改革であったと記載されることであろう。そして、賞賛されることであろう。その時、初めて、人々は、小泉首相という人の偉大さを知るのかもしれない。

 小泉という男の魅力は、そのように偉大なる功績を残したにも関わらず、偉そうにしたり、自慢気な態度をとったりせず、平常心のまま、この5年間継続してきたところにある。徒党を組んだりせず、己の信念を貫き通し、孤独に闘い抜いた。財界人や、政界人や、マスコミの多くが、色々と批判をするが、国民は、そんな小泉という男の魅力をよく知っていた。その証拠に、こんな高支持率を5年間も貫き通した首相は、後にも先にも、小泉首相しかいない。

 そして、退き際も、非常に潔い。「無責任」と評する人々が多々いるが、そうではない。最初から、このようなエンディングを、小泉首相は公言していた。そして、その通りにした。彼の凄さは、自分の「分」をわきまえているところだ。人には皆、得手、不得手がある。彼の得手は、破壊し、改革することだ。しかし、新しいものを創造することを不得手とすることを、誰よりも小泉首相自身が一番知っていた。だから、首相就任当初から、彼は、旧態依然とした体制を破壊することだけを目指した。そして、再生は、後の政権に任せることを明言していた。そのことに、迷いは一つもなかった。そして、その通りに為したところに、彼の凄さがある。風貌とは異なる、人並みはずれた強靭な精神力を感じる。

 正直、これほど、格好の良い政治家を、昨今永田町で見たことがない。昔の政治家を彷彿とさせる。小泉という人に、「侠」を感じるのは私だけではないはずだ。今の日本人に一番欠けている事柄を、小泉首相は、彼の言動全てで、メッセージとして体言していたのかもしれない。兎に角、本当にご苦労様でした。そして、ありがとうございました。小泉さんが、この時期に日本の首相を務めたということは、日本にとって、そして、日本人にとって、非常に幸運なことであったことは間違いない。今後も、小泉さんには、違った形で、日本の国のために、頑張っていって頂きたい。本当に、ありがとうございました。感謝。
[PR]
by seizaikai_club | 2006-09-21 14:21 | 小泉構造改革

小泉構造改革に感じるスピード感

今日の独り言
小泉構造改革に感じるスピード感
2005年9月29日
http://www.seizaikai.com/seizaikai_club/index.html

 何ごとを達成するにも、一朝一夕でことは成就しない。既存の体制を打破し、新しい体制を再生する改革は、忍耐に忍耐を重ねた上で成されるのが常である。しかし、ここまでの小泉構造改革の動向を見守っていると、過去に例をみないほどのスピード感を感じる。確かに、まだ結果のでていないことも多々ある。だが、何ごとも新たなる体制に切り替えるには、それなりの受け皿が必要となる。そこまで、配慮しながらことを進めるのが本当の改革である。
 例えば、公務員削減と叫ぶのは簡単である。しかし、削減した後に、彼らが行っていた業務の受け皿を確保しなければ、国民が困ることになる。ここに一つの例を挙げてみる。
 10月1日から、印鑑証明や謄本等の証明書の発行業務が自動化になる。実際にこれらの業務移行を行うのは区とか市単位の地方自治体である。よって、施行には、地域によって多少の時間差があるのかもしれない。東京都港区の場合は、10月1日から実施される。それは区がやっているので、政府とは関係ないと仰る方がいるかもしれない。しかし、これを実現するには、自動化の為の機械を導入し、区役所や支所に配置しなければならない。当然、予定外の予算である以上、補助金や政府の助けがなければ、実現するスピードが落ち、結局失敗に終わってしまう。このような新体制への移行を後押しし、スピードアップする補助をしているのが、小泉首相である。こういうことは、案外気付いていない国民が多い。小泉首相も自慢しないし、小さなことのような気がして、見落としがちな事柄である。しかし、非常に身近で、我々国民に直結している問題である。
 区役所や支所の窓口で、たらい回しにされたり、見てみぬふりをされたり、気付かぬふりをされたりして、他の職員が対応するまで待たされた、というような被害にあい嫌な思いをした国民は多いはずだ。無駄な時間を費やし、腹立たしい思いを嘗てはよくさせられたものである。この部分を自動化し、その無駄な人員を削減するということは、国民生活に直結した目に見える部分での改革である。評価すべき、非常に良いことである。

 国民誰もが、郵政改革だけではなく、社会保険制度をはじめ色々山積されている問題を解決すべく、速やかに改革をして欲しいと思っている。しかし、何ごとを成すにしても、一朝一夕に結果を出すということはあり得ない。ここまでの小泉構造改革の過程や、小泉改革のスタッフ達の人となりと様子を見ていると、小泉構造改革が本物か否かは一目瞭然である。そして、ただ改革と叫ぶのではなく、改革した後の受け皿を考慮して、実際に上記したような動きがでてきている。歴代の政治家達は、自分達はこんなことをしたんだぞ、と過剰に自慢したり、吹聴したりした。が、しかし、小泉首相という人は、そういう格好の悪いことはしない。だが、注意深く目を凝らして見てみると、過去に例をみないスピード感を小泉構造改革には感じる。まるで、明治維新の時のような勢いだ。とはいっても、残り時間が少なくなってきている。小泉首相が自らの美学を守り、任期を延長しないとすれば、残り後一年である。そこが、私たち国民の一番心配するところだ。
[PR]
by seizaikai_club | 2005-09-29 19:08 | 小泉構造改革

5年間で5%削減という公務員削減案に大きな疑問

今日の独り言
5年間で5%削減という公務員削減案に大きな疑問
国民と痛みを共有してこそ真の改革が実現するのでは?
2005年9月28日
http://www.seizaikai.com/seizaikai_club/index.html

 5年間で5%の公務員削減という。しかし、民間に比べると非常に及び腰な案としか思えない。Sonyの新社長によるリストラ案をみて頂きたい。他の民間企業も同じである。国民は、大きな痛みに耐えながら、小泉構造改革に大きな期待を寄せているのだ。その結果が、今回の選挙の結果である。小泉首相には、国民の大きな期待を裏切らない改革をお願いしたい。
 公務員削減といっても、全ての公務員をと言っているのではない。誰にも代え難い優秀な公務員も、多くいる。彼らは、日本の宝である。しかし、愛国心もなく、自分の出世と立場のことだけで仕事をする公務員を、国民は欲してもいないし、必要ともしていない。それは、政治家へ対しても同じことが言える。
 国民と痛みを共有してこそ、本当の改革は実現され、その速度も加速されるはずである。景気が上向いたと言われる。しかし、正直なところ、国民は非常に大きな痛みに耐え続けている。それでも、小泉構造改革に大きな期待を寄せるから、耐え忍んでいるのである。どうか、国民の納得できる改革をお願いする。
 マスコミは、色々と言うが、多くの国民は、まだ大きな期待を小泉構造改革に寄せている。任期を延長されないという小泉首相の美学はよく理解できる。その潔さは、日本人として素晴しいことであり、良き手本となるであろう。過去の首相経験者達が継承してきた悪習を改革する意味もよく理解できる。しかし、国のための、国民のためのドラスティックな改革は、誰にでもできることではない。現状では、小泉首相にしかできないことなのだ。残された時間を考えると、非常に大きな不安を覚える。美学を優先し、中途半端に改革をバトンタッチするようなことだけはしないで頂きたいものだ。
[PR]
by seizaikai_club | 2005-09-28 09:58 | 小泉構造改革

「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
by seizaikai_club
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

検索
カテゴリ
タグ
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧