政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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年内解散総選挙の可能性

年内解散総選挙の可能性
2008年6月7日

 民主党も、自民党も、散々解散総選挙をチラつかせながら、国民不在の永田町劇場を勝手に演じていらっしゃる。だが、どちらにとって解散総選挙のメリットはない。民主党にしても、現状、選挙で圧勝する自信はない。自民党にしても同じことだ。ならば、現状維持した方が、民主党は参議院で過半数の議席を確保しているし、自民党にしても衆議院で過半数の議席を確保できている。実際問題として、それらの議席を白紙にしてまで、綱渡りの選挙をする意味がない。本音の部分では、年内選挙は口先だけと思われる。本来、国民の側からすれば、解散総選挙で民意を今一度確認してもらいたいという思いが大きくなっているのだが。

 ただ、ここにきて、民主党側には、本気で年内解散総選挙を推し進める可能性がでてきている。何故ならば、離党を考えている一派がでてきたからだ。結党当初より、あまりにも党員の軸足の位置が右から左まで幅が広すぎて、民主党内の不協和音は党にとって大きな問題となってきていた。そこのところに、有権者も、もう1つ民主党に賭けきれない不安を感じている。本来であれば、自民党に満足していないのだから、もっとストレートに民主党を支持してもいいはずなのだが、有権者が煮え切れない理由には、そんな民主党の青さがあるように思う。しかし、その不協和音が、今回は民主党を年内選挙に駆り立てる可能性が高くなってきた。

 以前より、鳩山と小沢の仲が芳しくないことは囁かれている。管と鳩山も一枚岩ではない。しかし、民主党の結党にあたって、鳩山が約四十憶円の金を出している。そんな理由から、鳩山を蚊帳の外にというわけにはいかない。なので、彼に幹事長というポストを与えている。だが、正直なところ適材適所とは言い難い。そこのところに、不満を抱いている党員は少なくない。そんな微妙な関係は、当然のことながら若い議員達にも暗黙のうちに影響を及ぼしている。そのような微妙な空気が、党内派閥を作りだしてしまった。そして、鳩山率いる約20名の若手議員達が、水面下で動き出している気配がある。

 実は、以前にも記事にしたことがあるが、自民党内でも武部を中心に、小泉チルドレンならびに一部小泉支持派が、水面下で、離党と新党結成の動きを見せている。他にも、平沼が新党結成を臭わせたり、北村や東国原などによる一派も国政への関心を臭わせたり、色々と新党に関する動きが水面下で盛んになってきっている。中でも、鳩山一派による民主党離脱は、どうも現実味を帯びてきているような気がしてならない。しかし、そのことが、民主党を年内解散総選挙に駆り立てる可能性が非常に高いように思う。

 何故なら、年内解散か来年の解散かで、政党助成金が出るか否かという大きな問題を孕んでいるからだ。新党結成と簡単にいうが、党運営には金が掛かる。特に、結党当初は莫大な金が必要になる。さもなければ、新党など結成しても結局は継続できなくなり、金をドブに捨てるようなことにもなりかねない。このような現実がある以上、新党結成を目指している一派にとって、政党助成金を確保できるか否かは大きな岐路となってくる。万が一、年内解散が現実化すれば、政党助成金を受けることができなくなり、例え新党を結党したとしても、経済的に追い込まれ長続きはできない羽目に陥る可能性が非常に高い。このような状況があるため、民主党は離脱組が出ることを阻止するため、俄かに年内解散総選挙を推し進める方向に軌道修正しだしたように思える。離党組が出てしまえば、政権を奪取できたとしても、非常に厳しい状況に追い込まれることは間違いない。そのことは、民主党だけではなく、自民党にとっても同じことがいえる。双方からの離党組が手を組み、一大勢力として新党が結成されれば、自民党も民主党も結党以来の危機に追い込まれることは間違いない。だとすれば、確かに、衆議院過半数の自民党、参議院過半数の民主党共に、現状維持とばかりはいっておられず、一か八かの賭けにでなければならないという流れにもなりかねない。いずれにしても、民主党の鳩山の動きに注目する必要があるように思う。そういえば、最近、鳩山の言動も立ち居振る舞いも、以前より頼もしくなったように感じるのは気の所為か? 役職と志が人を作る、と昔からいわれている。鳩山の今後の一挙手一投足を見守ることが、年内解散総選挙の可能性を占うキーポイントになることは間違いない。
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by seizaikai_club | 2008-06-07 03:11 | 政治
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「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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