政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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バージニア工科大学銃乱射事件にみる韓国的学歴格差社会の問題点

バージニア工科大学銃乱射事件にみる
韓国的学歴格差社会の問題点
2007年4月24日

 4月16日の早朝、名門バージニア工科大学で銃の乱射事件が発生し、多くの学生がその凶弾に倒れ命を落とした。近未来のアメリカを背負って立つ人材を排出する名門大学の一つであるだけに、多くのアメリカ人達は、今回の暴挙に対し大きな憤りを覚えているようだ。

 アメリカの大学は、一部の私立大学を除き、ほとんどが自治体制でなりたっている。キャンパスには、キャンパス・ポリスとかスクール・ポリスと呼ばれる自衛警察が組織され、一つの町のような形で成り立っている。当然のことながら、学長はその頂点に立ち全てを司っている大統領のような存在だ。よって、大学のキャンパス内で起こった事件は、まずキャンパス・ポリスがその処理に当たる。当然のことながら、今回のような重大な事件に関しては、キャンパス・ポリスからその大学がある街の治安を預かるポリス(市警)もしくは郡の治安を預かるシェリフ(保安官)に連絡がとられ、事件に関しての検証と捜査が行われる。ある意味、二重、三重構造になっているとも言える。

 一般的に、どこでもポリス(市警)とシェリフ(保安官)はあまり仲がよろしくない。そして、ポリスとシェリフは、キャンパス・ポリスを見下している場合が多い。そうなれば、当然のことながら、初動捜査の段階で、混乱や誤認が生まれやすくなる。今回の事件に於いても、そのような微妙な縄張り争い的な不協和音があったのではと思われる。そのことが、午前7時半頃、ドミトリー(学生寮)で起こった二人の生徒が殺された事件後の大学による対処を誤らせた可能性は非常に高い気がする。

 アメリカの大学生は、非常に勤勉である。勉強をしたくない者は、大学には進学しない。大学に籍をおくものは、皆勉強するために大学に通っている。大体、その日の最初の授業は、どこの学校でも午前8時から始まる。そうやって考えると、ドミトリー(学生寮)のエレベーター・ホールで射殺された二人の学生は、8時からの授業に向かう途中エレベーターを待っていたと考える方が自然である。男女関係の問題で起こった事件と判断した警察の判断ミスであることは容易に想像がつく。8時からの授業に出席するために、7時半にドミトリー(学生寮)を出るというのは至極自然である。そこで、授業前の学生が言い争いをしていたとは思えない。

 それではなぜ犯人は、あのような凶行に至ったのであろうか。基本的には、やはり人種の問題ではなく本人の精神的な問題が大きいのであろう。しかし、犯人が、あれだけ激しい憎悪をつのらせたには、それなりの理由もあったはずだ。

 男性にとってアメリカは、男社会である。多くのアメリカ人は、男は強くあるべき、女子供をはじめとする弱者を守るべきということが西部開拓時代よりDNAとして身体に埋め込まれている。軟弱な男は男ではない、というような風潮がある。時代が変わり、馬車や馬は自動車になったが、アメリカ人の精神は西部開拓時代と今も何も変わっていない。だから、このような銃による悲惨な事件が何度起こっても、銃規制という方向には動かないのである。勿論、政治的な理由もある。しかし、その政治的な理由も、根底にはアメリカ人の上記したような西部開拓時代から綿々と続く精神があるから生じることなのだ。

 外国人、特にアジア系の留学生男子が、一番最初に直面する問題はこの問題である場合が多い。当然のことながら、皆が皆そうではないが、一部のアメリカ人は、男としての洗礼行事のようなノリで、イジメのような差別行為を行う場合が多い。中には、本当に心底からの人種差別行為がある場合もあるが、それは極稀である。

 例えば、私が最初に寮に入った時には、こんなことがあった。私は、子供の頃より武道をやっていた。当然のことながら、日本の文化である武道を、留学で有効に使わない手はない。州立大学に入学する前の群立大学の学園祭のようなイベントの際、日本語クラブからの懇願で少林寺拳法と空手の演舞をしたことがあった。そのことが、州立大学に入学してからも誰からか噂で流れていたのであろう。一部の寮に住まう学生によって、私は布団で簀巻きにされ外に放り出された。普通だと、ここでニコニコして泣き寝入りする東洋人が多いのであろう。しかし、もともとナチュラル・ハイで気性の激しい私は、当然のことながらブチ切れた。泣き寝入りするのではなく、自分を簀巻きにした布団を簀巻きにした連中へ返しにお礼参りに伺った。しかし、不思議なことに、その時の連中とは、そのことがきっかけで、その後大親友になり、今でも付き合いがあるほどである。ある意味、ハッタリで生きているアメリカ人男性というのは、最初に意味もなく攻撃してきて、その反応で相手を判断するという性質があるようだ。そのような洗礼を受けて下を向いて逃げ出せば、「チキン(意気地無し)」呼ばわりされてしまう。しかし、例え負けても立ち向かえば、「なかなか気骨があるじゃないか」というような具合で仲間に引き入れられる。

 この犯人は、多分、中学とか高校時代に、そのような仕打ちを受けたに違いない。しかし、まだ分別のない年頃である。きっと彼が受けた仕打ちも酷かったのであろう。また、彼もそれに立ち向かえなかったのであろう。そして、理不尽な仕打ちに対する悔しい思いや憤りだけが、心の中で屈折して蓄積され、あのような凶行を起こすまでに至ってしまったのではないか、と想像できる。しかし、如何なる理由があろうとも、あのような凶行は許されるものではない。

 もう一つの動機は、韓国的学歴格差社会によるところが大きいのではと思う。韓国は、日本以上に学歴社会である。学歴があるかないかで、明らかに大きな格差がある。そのことを、韓国人は痛感している。よって、韓国人の親達による教育熱は、想像を絶するものがある。

 中学生になったら塾通いは当たり前。日本でも昨今塾通いは当たり前になっている。だが、少々、様子が違う。韓国の場合、子供達は、学校から塾へ直行する。そして、夜中の2時とか3時まで塾で勉強をする。睡眠をとるため帰宅しても、数時間後には、普通どおりに朝早くから学校の授業がある。勿論、塾への送り迎えは親の役目。夜中に中学生の子供達が自分達だけで帰宅できるはずもない。危険極まりない。停戦協定下ではあるが、まだ韓国は戦時下である。教育に関してこのように熱狂的なことは、昨今の日本のニュース番組でも、韓国の受験に関するニュースで放映されているので多くの読者の方々も想像できるはずである。白バイで受験会場まで送り届けられたり、大学の門のところでは、多くの人々が受験生をサポートしたりと、その熱狂振りは半端ではない。日本でも、最近、一部の大手受験塾は、同じカバンを持たせ、受験会場出入り口付近で、拍手や歓声を送り受験生にエールを送るなどという馬鹿げたことをしているが、あれは韓国の真似である。

 このような状況下であれば、当然のことながら格差が生まれる。それだけ、子供達の教育に熱狂的になれば、それに比例して教育費もかさむ。毎日塾に通い、しかも夜中までとなれば大変なお金が掛かる。それだけではない。送迎にもお金は掛かる。お弁当も作らなければならない。結局、ある程度の収入がなければ、最初から受験戦争に参戦することさえできないのだ。そして、それだけでは終わらない。大学に入学したら、今度は社会人になるまでに、最低一度は海外留学の経験がなければ、いくら良い大学を卒業していても学歴は満たされないのだ。大変なことである。

 このような教育環境であるが故に、どこの国民よりも韓国人の留学生が世界中には多い。国土的にも、人口的にも、他国と比較すれば非常に小さい国であるにもかかわらず、留学人口はどの民族にも負けない。裏を返せば、このような学歴構築ができない人々には、チャンスがないのが韓国社会といっても過言ではない。そうなれば、チャンスを手にすることのできない人々が、もっと可能性のありそうな他国へ移住するということは至極自然である。だが、それはそれで、多くの問題を抱えている。夢を抱いて移住はしたが、実際にはやはり厳しい現実がそこにはある。これが、今回の銃乱射事件の犯人がおかれていた状況であったのであろう。何とも悲しむべきことである。犠牲者のご冥福を祈る。
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by seizaikai_club | 2007-04-24 15:16 | 教育
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「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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