政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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日銀福井総裁の責任の取り方に大きな疑問

日銀福井総裁の責任の取り方に大きな疑問
既得権を死守する政財界人のモラル低下に大きな懸念
2006年6月17日

 参議院予算委員会で、15日16日の両日、日本銀行の福井俊彦総裁が「村上ファンド」に1000万円を運用委託していた問題を巡って集中審議が行われた。福井氏は、日銀総裁に就任後も村上ファンドに資金拠出していたことは、内部規定に照らしても問題はないので、職責を全うしたい」と、辞任はしない旨を強調した。

 小泉首相も、「野党は、直ぐ辞めさせようとばかりする・・・」とか、「日銀のルールにのっとっていれば問題はない。説明責任をはたしたと理解しており、交代は考えていない」といった福井総裁の責任を問わない旨を発表した。正直、今まで小泉改革を応援してきたが、さすがの小泉首相も任期満了を目前にして、遂に焼きが回ってきたのかな、脇が甘くなったかな、と残念な思いで一杯だ。脇の甘さは、堀江氏逮捕に端を走っている。同時に、政財界人のモラル意識の低下に、大きな懸念を覚える。

 日銀の内部規定云々の問題ではない。一国の中央銀行の総裁に就任すれば、公人中の公人である。しかも、最も影響力の大きい人物の一人となるわけだ。日銀総裁の鶴の一声で、日本の経済どころか、世界の経済にも大きな影響が出るポストである。そういうポストに就任した人間が、このような投資をしていて、問題はないという感性自体に大きな疑問を感じる。そのことは、小泉首相や当事者の福井氏に留まらず、彼らを擁護するようなことを発表した財界人に対しても、国民の一人として大きな不快感を覚える。

 世界中どこに、中央銀行の総裁に就任して、そのようなことが許される国があるだろうか? しかも、最初の会見の際には、まいったな、ばれちゃったか、という様子で薄笑いさえ浮かべていた。小泉首相の定例記者会見での時も、何を騒いでいるんだ、という様子でニコニコしながらの記者会見であった。

 また、福井総裁は、村上氏の当初の志が変わってしまったとか、どのくらいの配当があったかの詳細は知らないとか盛んに弁解していた。しかし、そういう問題ではないし、そんなことは関係ない。如何なる理由があろうと、内部規定にあろうとなかろうと、第一級の公人である日銀の総裁に就任する際に、そのような疑われそうなモノは、全て止めることが、当たり前のモラルではないか。それが違うというのであれば、日本の国のこれからはどうなってしまうのか、非常に大きな懸念を覚える。

 企業は、自分達の商売に都合がよいように、政治家達と結託し、都合のよいように法律さえ変えてしまう。法や規定に反していなければ問題はない、と一国をリードする首相や日銀総裁が言うようでは、この国も終わりだ。子供達や若者達は、そういう首相や日銀総裁の一挙手一投足を見聞しているのだ。大人達が、そんなモラル感覚で国を運営していると知れば、いくら教育だ、何だ、と騒いでみたところで、まったく説得力がない。嘆かわしい限りだ。

 大体、マスコミの一部は既に、動きだしている。今回の福井総裁の件も、堀江氏の保釈の件も。まだ、どこも報道してないので、確証を掴んでいないのであろう。しかし、一部では、福井氏は1000万円を実際には、自分の懐から拠出していないのではないか、とさえ言われている。それではどこから? ということになる。ある週刊誌の記者は、どうも顧問料の一部ということで、村上氏もしくは村上ファンドから福井氏のために拠出されているという情報が入っている、と言っていた。

 また、堀江氏の保釈に関しても、未だ根強く、自民党の議員に金の流れがあったが故に、あのような異例の保釈が行われたのではないか、と信じ取材調査を続けている記者達もいるようだ。反小泉軍の乾坤一擲桶狭間、奇襲攻撃で小泉側のアキレス腱堀江氏が逮捕され、そのリベンジと事実隠蔽のために保釈を早めるべく、一部政治家が動いたという説は根強い。

 今回の件にしても、堀江氏逮捕の件にしても、当初より村上氏が最終ターゲットであったという説もある。その証拠に、堀江氏やその幹部の人間達が逮捕された後、検察は多くの情報をマスコミにリークした。そして、噂の域をでないが、堀江氏の側近であった宮内氏と検察の間で司法取引があったとさえ言われている。堀江氏と逮捕された幹部連の間を引き裂くためと、村上氏をあぶり出すためだという。真意の程は定かではないが、物語の筋は通っているように思える。

 どちらにしても、全ては政争であり、モラル意識が低下していることは間違いない。国民に「愛国心」をと喚起する前に、まずは政財界人に「愛国心」とは何か尋ねたくなるのは私だけではないはずだ。金満王国、金権王国、日本。政財界人には、愛国心は感じられない。感じられるのは、金本位主義の勝手で理不尽な排他意識だけだ。
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by seizaikai_club | 2006-06-17 04:28 | 政治
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「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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