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政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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自国の国歌・国旗を粗末にする言動をするのは世界中で日本人だけ

自国の国歌・国旗を粗末にする言動をするのは世界中で日本人だけ
2006年4月15日

 教育の場で、自国の国旗や国歌を愚弄するような態度は、「自由」ということの以前の問題です。これは、思想以前の問題で、自国の国旗や国歌に尊敬の念を持って接することは当たり前のことです。

 子供達は、親の後姿や大人の後姿を見て育つもの。親をはじめとする大人が、子供達の前でそのようなことをしていれば、子供達も同じことを繰り返します。例え、大人がどんなことを言っても、まったく説得力のないものになってしまいます。

 その証拠に、親達をはじめとする大人達が、昨今は墓参りをしなくなったことを受け、多くの若者達が墓参りをまったくしなくなってしまったではありませんか。墓は荒れ放題、寺も継承者がいなく困っているところが多いと聞きます。親が先祖を敬わなければ、自分が死んだ時だけ子供達に墓参りしろと言っても、するわけがありません。これも、国旗の問題と同じような問題です。

 国旗の扱いについては、色々なことを思います。オリンピックや各種スポーツの祭典を見ていていつも思うことですが、日本だけが、国旗に色々な字を書き込み応援しています。悪気があってのことではないでしょうが、他国の人々から見たら、非常に驚くべき行為であります。どこの国でも、国旗は一番神聖なるものであり、国民の拠り所です。その国旗に、字を書いたりということは、けして悪気がなかったとしても、許されることではないのです。アメリカでも韓国でも、どこの国でも、法律で国旗に対しての愚弄行為に対してはきっちりと定められており、それを犯せば刑事罰を受けます。

 多分、戦時中の日本でよく行われた、戦地へ赴く英霊達へ対しての国旗への寄せ書きの名残であるのだと思いますが、このことにしろ、学校での国旗や国歌の扱いにしろ。外国人からしたら、驚くべきことばかりなのです。

 私の娘も今年公立小学校を卒業しました。息子同様、私立の学校に入学させて頂きました。どちらの学校でも、きっちりと国旗を掲揚し、国歌を三唱しております。それに反対する保護者も先生方も、一人もおりません。校長先生が、道徳教育に関し、非常に重きをおいておられる先生であったので、諸事対応に関してもキッチリと全てをこなしておりました。学校というものは、やはり校長先生の色が出てしまうところであると思います。本来、個人の色を教育の場で出すべきではないのですが、魅力のない人間が先生では、子供達も尊敬の念さえもてませんし、学ぶという姿勢もできないはずです。そういう意味では、校長先生の存在は非常に大きいのではないでしょうか。

 また、親達は、色々と勝手なことを言います。自分の家庭教育不手際を棚に上げ、学校の所為や先生方の所為にばかりし、責任転嫁し、声を荒げます。先生方の一部には、やはりサラリーマン的な感覚の方々もいて、そういう方々は、当らず触らず触らぬ神に祟りなし的な言動しかしなくなっています。親が教師を馬鹿にしたことを言っていれば、その後姿を見た子供達も、教師をバカにし学ぼうなどとはしなくなり、敬うこともしなくなります。

 私は、子供達が本年公立校を卒業するまで、幼稚園の時代から11年間ずっと、PTA活動に積極的に参加してまいりました。それは、自分のためでもなんでもなく、私にとって大切な子供達、そして、国にとって大切な子供達の教育現場に、親も子供達と一緒に参加し、学ばなければと思ったからです。役員職や連合会の会長職も経験しました。そんなことをするつもりは当初ありませんでした。しかし、間違ったことがあまりにも多く等閑にされている教育現場を目の当たりにし、黙ってはいられなくなったのでした。教師達には、情熱的な素晴らしい先生達も沢山います。ですが、そんな先生方が、思い通りに教育の信念を貫き通そうとすると、色々な壁が立ちはだかります。その壁を乗り越えるだけで、大きな力を費やさなければならなく、結果教育をするということに疲れ果ててしまうのです。そんな壁を少しでも容易く乗り越えさせる手助けができるのが、我々保護者なのです。保護者の中には、滅茶苦茶なことを言う方々も多くいます。そんな保護者を真正面から制することができるのは、他でもない我々保護者だけなのです。

 PTA活動というのは、ボランティア活動です。人間は、誰も平等に1日24時間365日しか与えられていません。「時間」は、万人に平等に与えられている二つのモノの一つです。余談ですが、もう一つは「命の重さ」です。この貴重な時間を割いてPTA活動に参加するということは、非常に大きな意味があると私は思います。

 国の要は国民です。良い国民を育てずして、良い国をつくることはできません。教育は、国を繁栄させ、平和を維持するために、最も大切な要因の一つなのです。どのような案件よりも最優先されるべき事柄なのです。

 教育の現場においても、兎角「あ~でもない」「こ~でもない」と余計なことを偉そうにいい、教師達を威圧する保護者というのは、自分はまったく自分の時間を費やさず、口だけは達者に文句を言うような輩です。自分達は、親としての役目も家庭教育も満足にできないくせに、そんなことは棚に上げ鍵を掛け、偉そうに全て責任転嫁する輩です。こういう輩に、教師の立場では立ち向かえないのです。それが、現在の教育システムなのです。そうであれば、同じ保護者が、よりよい教育現場にするべく、教育現場を守るべく、PTA活動に参加することも、非常に大切な、そして大きな国の為の行動なのです。

 是非皆さん、臆することなく、教育ということに興味を持ち、積極的に学校教育の場に参加してみて下さい。色々なことが見てきます。教育現場を守ることができるのは、我々保護者なのです。

 
by seizaikai_club | 2006-04-15 18:32 | 教育
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「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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