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政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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オバマ大統領の強いリーダーシップと指導力

オバマ大統領の強いリーダーシップと指導力
2011年5月2日

 予想通り、ウサマ・ビンラディン暗殺作戦は、次期大統領選を有利に運ぶためでは、という心無い声がマスコミの中から出だしている。非常に下世話でレベルが低く捻くれた見方であると言いたい。結果そうであるかもしれないが、その為に為したのではない。そんな考えで、この作戦は成功できなかった。

 このウサマ・ビンラディン暗殺作戦は、オバマ大統領就任以来用意周到に、また非常に計画的に為されてきた作戦である。焦ることなく、驕ることなく、平常心を維持しながら、この作戦を成功に導いた。この作戦の成功に見る、オバマ大統領の大統領としての資質の高さを世界中に証明したと言っても過言ではないと私は思う。

 まず、歴代大統領の中で、CIAをこれだけ有効に利用した大統領は、近年なかった。このことは、アメリカ大統領として非常に高いポイントだ。CIAに翻弄される大統領がほとんどであった中、利用されるのではなくCIAを利用して、しかもこんなに大きな結果を残した。

 また、何故このタイミングで、ビンラディン暗殺作戦が行われたかは、昨年8月頃より、複数の情報によりビンラディンの潜伏場所を特定していた。だが、先週間違いないとの確証をえることができ、オバマ大統領は作戦にGOサインを出した。この冷静な判断力も並外れている。決して焦らず、平常心を保ちつつ、淡々と作戦を成功に持っていく。このオバマ大統領の冷静沈着な対応は、軍や諜報機関、そして、FBIなどの捜査機関からも非常に高い信頼を得られたことは間違いない。ここ10年、9.11同時多発テロ以来、アメリカ政府の足並みはそろっていなかった。お互いが信じられなくなり、空港警備なども、司法省のみでなく、国防総省などもその管轄に入り、お互いがお互いを監視するという、非常に危険な状態に陥っていた。だが、今回の作戦を見ると、間違いなくオバマ大統領の強いリーダーシップにより、一糸乱れず、軍も、CIAも、FBIも、足並みを揃えて作戦を成功へと導いた。特に、CIAの存在自体が形骸化していた現状を考えると、無駄を無駄ではなく有効に使い、その存在価値を回帰させた功績は大きい。

 多分、多くの人々は気付いていないかもしれないが、ウサマ・ビンラディンを暗殺するだけでは、火に油を注ぐようなことになってしまう。時間を掛け、そうならないよう諜報活動をして、このタイミングで最後の砦ビンラディンを暗殺したのだ。どういうことかというと、アフリカや中東で、民主化運動が広がっている。これは、インターネットなどを使い、民衆から起こった革命である。だが、そのキッカケをつくり、巧みにCIAが扇動していたと考えられる。多くのイスラム教徒たちが、今までの抑圧された政府から解放されることを望み立ち上がった。そういう民主化の状況を作っておくことで、ビンラディンが暗殺されても、呼応して大きな報復措置に賛同するイスラム教徒が合体して大きな力とならないように、十分にガス抜きをしていたのだ。ガス抜きがある程度成功したこの時期に、一気にウサマ・ビンラディン暗殺を成功させた。非常に緻密で巧みな戦略だ。アメリカ史上に残る、天晴な作戦であった。そして、その作戦を全面的に指揮したのが、オバマ大統領だ。彼自身が、事後声明でハッキリと自分の指揮下全てが為されたと断言した。本当に素晴らしいことだ。こういう強い大統領が登場すると、アメリカは昔のように誇りを取り戻し、強いアメリカに回帰することができると嬉しく思う。

 それにしても、9.11以降の度重なるテロで命を落とした罪のない人々のことを考えると、ビンラディン暗殺のニュースを見る度に涙が零れる。オバマ大統領万歳と叫びたい気分だ。殺された人々も悔しかったであろう。だが、愛する仲間を殺された我々も辛かった。本当に良かったと心底より思う。このウサマ・ビンラディン暗殺作戦成功に、大きな拍手を送りたい。
by seizaikai_club | 2011-05-02 23:13 | アメリカ関係
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「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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