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政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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福島県政二極構造 渡部恒三派VS佐藤栄佐久派

福島県政二極構造 渡部恒三派VS佐藤栄佐久派
2011年4月6日

 福島県政の構図が段々明らかになってきた。端的に言えば、渡部恒三派VS 佐藤栄佐久派ということだ。現福島県知事佐藤雄平は、渡部恒三の甥であり嘗て渡部恒三の秘書として長年勤めていた人物だ。佐藤栄佐久派は、実弟佐藤祐二が裏で実権を握り、佐藤栄佐久の娘婿は現内閣府特命担当大臣(科学技術政策担当)玄葉光一郎氏だ。2006年の佐藤栄佐久元福島県知事逮捕は、渡部派による弔い合戦の色が濃い。冷静な目で見れば、どちらが正しいとも言えない。言うならば、どちらも福島県を食い物にして金儲けをし、県民を利用し騙した同じ穴のムジナといえる。

 渡部恒三派は、甥であり元自分の秘書であった佐藤雄平氏が知事になるやいなや、東電と足並みをそろえる動きを見せ、昨年8月にはプルサーマルを受け入れ、早速核燃料リサイクル交付金を受け取った。この件に関し、佐藤栄佐久氏は、議会でまともな議論もされずに通してしまい、その結果、3月11日の震災で、福島原発は大事故になり大変なことになっていると抗議を入れている。指摘は正しい。東電から流れた金の行先や経路は、これから解明されるであろう。

その佐藤栄佐久派側では、佐藤栄佐久氏が先の事件に関し無罪を訴え続けている。だが、佐藤栄佐久派には、福島県民なら誰もが知る二重構造が存在している。佐藤栄佐久氏は表看板で、実務を担当し、県政を裏で動かし集金活動のために色々していたのは、実弟の佐藤祐二である。この佐藤祐二に睨まれると、福島で商売はできないと言われている。実際に、東日本ハウス、大越工業や間建設などは、佐藤栄佐久県政時代、各種嫌がらせなどで商売が成り立たなくなり、福島から撤退した。佐藤栄佐久氏自体は、表看板で綺麗事しか言わず、そんな表面を見て、多くの県民は英雄のように思い支持している。それは、原発反対を旗印にしていれば、県民の支持は得やすかったはずだ。もし、東電と深い関係にある水谷建設とのことがなければ、確かに福島の英雄でいられたのかもしれない。だが、実際には、実弟がやったといっても、公人である以上それは通らない。残念なことだ。

あの事件からもわかるように、佐藤栄佐久派の実際の大将は、実弟祐二である。この実弟佐藤祐二は、郡山三東スーツという会社の社長だ。この会社では、自衛隊の制服や国体のユニフォームなどを扱っている。事件当時も報道されていたが、県発注工事の入札に影響力を持っていたことは事実だ。建設業者の間では、佐藤祐二に睨まれたら、福島で仕事を取ることはできなとまで言わしめていた。酒宴の席での佐藤祐二の口癖は、「玄葉光一郎は、俺があそこまでしてやった」だそうだ。本人曰く、随分と金を流してやっているとも言っていたという。祐二は、赤坂に高級マンションも所有しているようで、金回りが非常に良い。地元では、グレーのスーツで冴えないオヤジ風だそうだが、赤坂や六本木では、紫のスーツなど着てヤクザっぽい派手な雰囲気で豪遊していたことは、複数の人間に目撃されている。そもそも、福島県関係の東京での豪遊先は、赤坂が中心であり、赤坂の飲食店のママたちの間でも有名な話であった。佐藤栄佐久氏は、実弟祐二の操り人形とさえいう関係者までいる。まるで県政を牛耳っているのは実弟祐二のようでさえあったという。5期18年の間に、実弟が福島の利権を好き勝手にしていたということだ。

 だが、ここで一つだけ言っておく。上記のようなことがあったからといって、玄葉光一郎までがその汚い金に手を染めていたとはいえない。いや、思いたくない。彼は、これからの日本の政治に必要な政治家の一人であると個人的にも思っている。彼が関係ないことを今は祈るばかりだ。(つづく)
by seizaikai_club | 2011-04-06 18:49 | 政治
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「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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