政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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与謝野馨入閣の是非

与謝野馨入閣の是非
2011年1月19日

 与謝野が財務大臣として入閣したことに対し、民主党内を含め多くの反発がでている。当然のことだ。人の道に反している。だが、何でもありが人の世の常。反発している人間たちにしろ、思惑があってのこと。何が正しく、何が間違っているか、人が決められることではない。

 今夜のニュース番組に、与謝野が出演していた。彼の言動は矛盾している。だが、その矛盾が、彼のこの国を必死に思う気持ちのようにも感じられる。形振り構わず大臣のポストを手に入れた。自民党を裏切り、あれだけ罵倒していた民主党政権に入閣したのだ。常識的に言えば論外だ。私も、決して好いてはいない。だが、何故彼が形振り構わずこんな暴挙を為したかが、今日の番組を見ていて少しだけ理解できた。彼は、これが彼にとって最後のご奉公だと思っているのだろう。それは、やはり健康面での不安からであると私は思った。

 今日の放送で、彼に装着されたピン・マイクは、彼の肺の音を捉えていた。彼が喋る度に不快な音が聞こえた。最初は、何の音だかわからなかった。しかし、耳を凝らしてみると、それは彼の肺の音、喘鳴であった。一時期、彼は体調を崩していた。選挙演説会場で、登壇中失神したり、気分が悪くなったり、激痩せしたりと、彼の体調が崩れていることは周知のことであった。だが、ここにきてふっくらとした顔つきに戻り、快復したものと思っていた。ところが、そうではないようだ。多分、彼が形振り構わず、入閣した理由は、この健康問題にある。彼にとっては、お国に対しての最後のご奉公と思っているのであろう。そんな彼にとって、民主党だろうが、自民党だろうが関係ないのだ。自民党議席だろうが、何だろうが関係ないのだ。彼が、信じる税制改革、社会保障制度改革を為したい一心での決断であったのであろう。

 だが、残念ながら、彼の主張が全て正しいとは言えない。民主党のマニフェスト通り、無駄の削減を為した後、消費税率アップでは遅すぎるし、何も前へは進まない。そのことに関しては、私も与謝野の意見に賛成だ。消費税をアップすることにも賛成だ。ただし、それは社会保障制度を、一旦白紙にして心機一転するという条件のもとでのことだ。

 与謝野は、現行ルール内での社会保障制度を踏襲して、消費税率アップで損失分の帳尻合わせをしようとしている。だが、このことには疑問を感じる。そもそも、社会保障とは、国民誰もが分け隔てなく全員受けられて然るべきであり、未納入があるから受けられないという現行制度はおかしい。確かに制度的にいえば、積立ではなく若人に賄われる形だが、我々が支払った社会保険費も時の社会保障対象者へ払われているわけであり、実質的には自分のお金を天引きで積み立てているようなものである。それが途中一か月抜けても受給資格がなくなるというのは、詭弁であり詐欺のようでおかしい。一か月抜けても、残りを払っていても、その払ったお金はまったく無駄になるということで、非常に不公平な制度だ。まるで、一か月でも未払いがでることを、待っているかのような悪法だ。

 ところが、民主党がマニフェストで掲げている税方式だと、一度全てを白紙にして、万弁なく全ての国民が平等に社会保障を受けられるという制度だ。勿論、税負担は大きくなる。だが、必ず老後に全ての日本国民が年金を受けられるのであれば、多くの国民は否とは言わないはずだ。全ての国民が社会保障を受けられるということは、世界の手本となる先進国日本のあるべき姿であると私は思う。

 そうやって考えてみると、与謝野案は受け入れ難い。そうなると、彼が入閣した意味もあまりないことになる。そして、一番大きな問題は、彼の個人的な思いで、公職を汚すべきではないということだ。彼の気持ちは理解できる。だからといって、最後のご奉公だから、国民にとってプラスにならない法改正に目を瞑るというようなことは、如何なる理由があろうとも許すべきではない。政治は、私利私欲で行うべきではない。勿論、彼が名誉欲や金欲で財務大臣を引き受けたのではないことは理解できる。それでも、彼の寿命とこの国の政治とはまったく関係がない。私は、そう思う。老兵は、静かに退陣されるべきではないか。
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by seizaikai_club | 2011-01-19 01:38 | 政治
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「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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