政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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日本人のアメリカ軍に対する誤解を解くために

日本人のアメリカ軍に対する誤解を解くために
2010年6月2日

 日本とアメリカでは、軍隊ならびに軍事行動や戦略に対する認識がまったく違うことを日本人はまったく理解していないので、その誤解を解きたい。日本では、嘗て軍隊がある当時より軍隊は、戦略上自国が有利になるための勝つための手段であり方法論であった。ある意味、戦うため勝つための軍隊であったのだ。ところがアメリカでは、今も昔も変わらず、軍隊の存在意味は、サバイバルすなわち生き残りのための手段であり、負けないための軍隊なのだ。よって、アメリカでは、今も昔も、入隊するとまず軍人はサバイバル生き残ることを頭に叩き込まれる。生き残るための手段の一つとして、如何に敵を殺戮するかというようなことも教え込まれる。だが、戦い敵を殺すために、軍隊があるのではなく、生き残りのために軍隊はあるという基本的な概念は昔も今も変わっていない。一人一人の軍人がサバイバルすることで、国家もサバイバルできるという方程式なのだ。よって、先の大戦での勝利も、その認識の違いが大きな要因となっていたと言われている。日本人は、特攻隊にその考え方が凝縮されているように、サバイバルではなく敵を攻め滅ぼし殺すためには、自ら命を賭すという考え方であった。今でも、日本人のメンタリティーの中には、このような軍隊に対する偏向した考え方が根付いている。そのことが、沖縄の基地問題をはじめ、自衛隊など軍事関連のことへ対しての反対運動として、一部の国民のメンタリティーの中に偏ったままアレルギーのようになって存在している。

 例えば、アメリカ海軍の第二次世界大戦での勝因は、このサバイバル精神にあったと言われている。日本海軍の軍艦は、相手を撃沈することしか念頭になく、攻撃され艦が手負いになった時の応急修理が全くできなかったため、多くの沈まなくとも済んだ戦艦が海の藻屑となってしまったと言われている。ところが、アメリカ海軍では、第二次世界大戦中より、各戦艦の全乗組員には、まず艦が破損した場合の大急修理の術を教育していたという。そのため、敵の攻撃により多少艦が破損しても、応急修理をしてサバイバルできたのだそうだ。これは、日本とアメリカの軍略や軍事に対する認識の相違を、顕著に表した出事柄であるように私は思う。

 今でも、アメリカの軍隊では、特殊部隊を含めサバイバル術が訓練されているのだ。サバイバル生き残るための手段として、相手を傷つけたり殺したりする術も教えている。だが、相手を気づ付けたり殺すことが、目的ではない。そのことは、軍事戦略的にも、ハッキリとした認識としてアメリカ軍の中には浸透している。まず人命第一だ。出来ることなら、戦争にならないように苦心するというのが、アメリカの戦略の第一義なのだ。そのために、抑止力ということを非常に重視している。そのことは、アメリカ軍人や民間人が犠牲や被害にあった時、アメリカ軍は間髪を入れず行動にでることでも、良く理解できる。決して、アメリカという国は、自国民の生命が掛かっている場合、見捨てるようなことをしない。そこには、我々他国人からは想像もつかぬほどの信頼関係が、アメリカ国民と軍隊の間にある。万が一捕虜になっても、アメリカ人は、必ず味方が迎えにくると信じている。そして、決してその信頼を裏切ることはしない。勿論、状況によっては、色々なシチュエーションが生じることもあるが、基本的にはそういうことだ。最近一般的にもテレビなどを通じ注目されている特殊部隊も、その任務目的の第一義は、自国民の危機からの救出となっている。だが、日本人は、そんな期待を日本政府や自衛隊にしない。何故なら、日本国民は、日本政府を信頼していないからだ。信頼できる存在でもないのだが。

 ここのところが、アメリカ人と日本人の大きな認識の違いだ。このことは、アメリカ人にとって、日本人を脅威と感じる一番の理由である。先の戦争でも、自らの命を最優先にするのではなく、命を投げ出して攻撃を仕掛けてくる日本人に対し、アメリカ人のメンタリティーでは理解不能であり怖い存在であった。そのことは、今でも差ほど変わっていないような気がする。日本人に対し、多くのアメリカ人が一目置いていることは間違いない。人間は、未知のモノを恐れる。アメリカ人にとって日本人は、未知で神秘のベールに包まれた存在なのだ。

 よく、日本人は、沖縄に駐留する海兵隊は、イラク戦争などの前線へも送られ、日本は間接的に戦争に加担している、「けしからん」という反対派の人たちがいる。だが、それは大きな間違いだ。彼ら海兵隊員だって、好んで戦争をしているのではない。無駄な殺戮を防ぐために、軍事戦略を実行しているのだ。少なくともアメリカ軍人は、そういう考え方である。その世界最強の軍隊を、殺戮の道具として使っているのは、軍人の上にたつ我欲と思惑と陰謀にまみれた政治家たちだ。それは、アメリカでも、日本でも、他国でも、同じことだ。そのことだけは、日本人も正しく理解するべきであると私は思う。
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by seizaikai_club | 2010-06-02 02:50 | アメリカ関係
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「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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