政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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ヒラリー飛来の意味

ヒラリー飛来の意味
2010年5月23日

 以前にも、何度か書いているが、ヒラリー・クリントンが突然飛来した意味は非常に大きい。ただの飛来なら、そう深刻には受け止めない。だが、前にも言った通り、ヒラリー・クリントンが朝鮮半島問題で飛来したという意味は、日本人が想像している以上に深刻であると認識しなければならない。

 最大の目的は、北朝鮮問題だ。彼女は、北朝鮮への強硬派だ。空爆支持の急先鋒である。大義名分があれば、いつでも軍事制裁したいと思っている。その理由は複数あるが、一番の理由は、夫が大統領をしていた任期中の朝鮮半島危機の結末に対する怨念だ。彼女は、男勝りである。だが、やはりメンタリティーでは女性である。あの時受けた思いは、彼女の中で消化されていない。チャンスがあれば、北朝鮮へは強硬姿勢で臨みたいと常日頃から考えている。そのことを懸念するアメリカ政府関係者は多い。あの北朝鮮危機の際、キッシンジャーをはじめ多くの大統領周辺の人間は、北朝鮮空爆で爆走していた。ところが、そうなればソウルは火の海となり多くの犠牲者がでると、当時の在ソウル大使が、ジミー・カーター元大統領に泣きつき、その訴えを受けカーターは、直ぐにピョンヤンへ飛び、危機一髪攻撃30分前に、北朝鮮によるソウル攻撃も、アメリカによる空爆も回避された。だが、そのことがキッカケで、結局またしても、アメリカは北朝鮮に事実上屈服しなければならない屈辱を受けた。結果として、クリントン元大統領が恥をかかされたことになったのだ。その恨みを、ヒラリーは今でも強く持っている。だから、どんなに小さなことでも、大義名分があれば、国務長官であるヒラリーは、軍事行動も含め、北朝鮮へ対しては強硬姿勢で臨む心づもりでいるのだ。そのような緊張した状況下で、今回の韓国掃海艇への攻撃がなされた。あれが、自作自演であったのか、北朝鮮の仕業であったかは定かではない。だが、ヒラリーからしたら、北朝鮮へ大して強硬姿勢を示す大義名分になったのだ。

 そもそも、多くの日本人が気づいていないが、アメリカにとって朝鮮半島は前線なのである。休戦協定が長年続いているので、日本人は37度線が前線であるとは認識していないが、実際には休戦協定下にある立派な前線である。最近では、韓国も休戦協定を忘れかけている感も否めないが、朝鮮半島は未だ戦時下であるのだ。最初に私が韓国を訪問した頃、そうもう15年ほどになるか、あの頃は、外国人であっても、毎週水曜日の昼過ぎになると、空襲警報が鳴り響き、全国民地下鉄構内など防空壕になっている地下に身を潜めなければならない、防空訓練が行われていた。マシンガンを身構えた警官たちが、怖い顔をして一般市民や我々外国人を睨みつけるというような、そんな戦時下ならではの緊張感があった。だが、今は、そんなこともなくなってしまっているが。

 第二の理由として、沖縄の問題を、この朝鮮半島の問題に引っ掛けて一石二鳥でかたずけようと、合理主義者で頭のよいヒラリーは、考えたと思われる。沖縄の米軍勢力が弱まれば、極東アジア地区のパワー・オブ・バランスが崩れ、中国が攻撃してくることは現実的にはないかもしれないが、北朝鮮が攻撃してきたり、テロ活動を日本国内で行い始める可能性は非常に高い。そのことを、日本人に知らしめる意味もヒラリーは考えたのではないか。だが、それはハッタリではなく、実際に起こり得る問題であることを、日本人は真摯に受け止める必要がある。基地が全面的になくならなくとも、日本の世論に米軍基地が動かされたのなれば、この時とばかりに、北朝鮮が国内で色々な形でのテロ活動を始めることは、容易に予想できる。だが、日本人はそこまで予想していない。だからこそ、鳩山総理などは、あのように軽はずみに沖縄基地問題を、ここまで大きな騒ぎにしてしまったのであろう。しかし、これは、本来日本にとっては、最大の国益が脅かされるか否かの大切な問題であるのだ。そのことを、我々日本人は、しっかりと受け止める必要がある。

 きっと、万が一、日本国内で北朝鮮によるテロ活動が起こった時、真っ先に騒ぎ立てるのは、今基地反対運動をしている人間たちではないのか。おかしな話だ。自衛隊の存在自体も反対し、武装することも反対し、日本を丸腰にしようとしていながら、米軍基地も反対し、それで何も起こらないとでも思っているのであろうか? 私には、北朝鮮のまわし者ではないかとさえ思えてしまう。抑止力とは、剣を抜かずして、戦わずして平和を維持するために、最も有効な手段であることは、歴史的に証明されている。それを否定し、放棄することは、逆に日本人自身を、戦争に駆り立てようとしているようにしか、私には見えない。本当に不思議でならない。

 そもそも、抑止力という発想は、日本の武士道から出た発想だ。剣の達人は、剣を抜かずして相手を制することを究極の極意として、極めようと努力した。そうするには、自分が相手よりも強くなり、自分が剣を抜かなければ、相手も剣を抜くことはないという発想だ。この発想を、アメリカが抑止力という言い方に変え、軍事戦略で使いだしたのが抑止力である。そもそも、日本人の武士道から出た発想であるにもかかわらず、抑止力に疑問を感じるの、抑止力など必要ないと多くの反対派の日本人はいっている。外国人が素晴らしいと思い取り入れている発想を、自ら否定する現代日本人。私には理解しかねる。本当に、日本人は、どこまで落ちてしまうのであろうか。悲しくなってくる。
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by seizaikai_club | 2010-05-23 16:04 | 朝鮮半島情勢
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「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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