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政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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矛盾する日本人の外国人へ対する意識

矛盾する日本人の外国人へ対する意識
2010年3月15日

 こんなことを書くと、また反論の嵐が巻き送るかもしれない。だが、海外生活経験者として、以前から強く感じていた日本人の歪んだ仲間意識に関し書くこととする。

 皆様ご存知の通り、朝青龍の暴行事件をはじめとした諸々の問題、ああまた日本人のイジメ体質が露呈しているかとしか見えない。そして、同時に、朝青龍の問題と、沢尻エリカの問題が非常に似ているように思える。

 口を開けば、ここは日本なんだから、日本の伝統や文化を大事にするべきだ、とマスコミも相撲協会もよってたかって朝青龍を攻撃し続けてきた。沢尻エリカの場合もまったく同じだ。彼らは、日本にあるが、違う文化の中で育ったり、血が流れているのだ。いくら日本にいるからといって、そんな自分たちのアイデンティティーを全部押し殺し、日本の様式に合わせることが、そんなに重要なことなのだろうか。結局、彼らにとっては、自分らしく生きられず、仮面を被っていきなければということになる。だが、相撲協会も、マスコミも、芸能界も、寄ってたかって彼らをイジメまくった。

 そのくせ、シーシェパードの攻撃や、クジラやマグロの問題になると、それぞれの民族にそれぞれの食文化があり、他国や他民族よりとやかく言われる筋合いではないと声を上げる。何だか、やけに調子いいようなきがしてならない。自分たちが火の粉を被れば、自らのことは棚にあげ、他民族から来た人たちへは、自分たちの価値観を押し付けようとする。これが、本当に、国際化する時代の流れに合っているのだろうか。非常に大きな疑問を感じる。

 国際社会にあっては、お互いのアイデンティティーを認め合うことからすべてがはじまるのではないか。私はそう思っている。ところが、頭から否定するのでは、それは相手側も反発することになる。そもそも、イジメのように朝青龍や沢尻エリカなどを攻撃している人間たちが、どれだけ偉く、ちゃんとした生活をしているのか大きな疑問を感じる。中には、偉そうにコメントを流しながら、自分は裸体の女性の股ぐらに顔を突っ込んでいる似非文化人などもいる。自分は何をしてもいいが、外国から来た人間は、何をしても否定されるのでは、これほど住みにくい理不尽な国は世界中探してもほかにない。相撲協会にしてもそうだ。叩けば、それこそ前が見えなくなるくらい埃がでる。偉そうに朝青龍批判をしている親方たちの中にも、文化だ伝統だの前に、人間として大きな疑問を感じてしまうような行為をしている人たちだっている。だが、これが、現代日本人の姿なのかもしれない。多くの日本人が、自己中心的で、自分さえよければ、日本さえ良ければという、非常に了見の狭い勘違い人間になってしまっているように思える。でなければ、自分の血を分けた子供を殺してしまうような、信じられない事件が次から次と起こるはずがない。本当に嘆かわしい。

 確かに、朝青龍や沢尻エリカにも大いに問題はある。だが、理不尽に否定するばかりだけでなく理解しようという姿勢が、こちら側に少しでもあれば、彼らの対応ももう少し違ったのかもしれない。私は、そんな風に思ってしまう。何故なら、アメリカで生活していた当時、私自身同じようなことを日本から来た日本人より感じたからだ。韓国人も中国人も、皆外国では同胞として助けあう。ところが、日本人だけは、日本人同士で足を引っ張りあうのだ。信じられない理不尽さで。そのことを、戦争経験のある年配者に話したところ、戦時中の軍隊の中も、まったく同じであったと言っていた。日本人の敵は、アメリカ人でも中国人でもなく日本人であった、とその兵役経験のある、抑留経験のある老人はいっていた。一体、日本人のメンタリティーは、どうなっているのであろうか。国際化が進む21世紀だというのに
by seizaikai_club | 2010-03-16 15:37 | 今日の独り言
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「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
by seizaikai_club
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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