政財界倶楽部         (恩田将葉見聞録)

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軸足

軸足
2009年11月27日

 今の日本を見ていると、政治家も、国民も、1億3000万人の日本国民全体の軸足が定まっていない気がしてならない。物質文明に翻弄され、贅沢に溺れ、自分自身さえ見失い、自分本位の自己中心に皆が陥っている。自分さえ良ければ、他人のことなど構わない。自国さえ良ければ、他国のことなどどうでもよい。それが、今の日本である。正に浮足立ち、地に足が付いていない。それが、今の日本の姿であるように私は思う。

 政治も然り。いくら民主党が政権を奪取し、50年以上続いた自民党政治を打破するような政治革命を起こそうとしていても、それぞれの民主党員の軸足が定まっていない以上、どうあがいてもそこからは何も生まれないし、何の変化を生むこともできないのではないか。民主党としての軸足が定まっていないのだから、本当の意味での改革などできるはずがない。本気でこの国を変えようと思うのであれば、まず民主党自体が軸足を定め、地に足を付けなければ、国民に対し何の説得力もない。

 沖縄基地問題にしろ、仕分問題にしろ、表面的には確かに改革を行っているように見える。だが、民主党としての軸足がしっかりと地についていないことが、鳩山総理の決断をも鈍らせ、民主党の言動をも鈍らせているようにしか見えない。国民からしたら、「何だ、結局、自民党とあまり変わらないではないか」と思ってしまうのだ。今回のオバマ大統領訪日がたったの24時間であったことも、そんな民主党の軸足が定まっていない様子をアメリカ側が察知してのことであったように思う。軸足が定まっていないのに、何の議論をしても時間を無駄にするだけ、と言う風にアメリカ人は思ってしまったのであろう。

 勿論、全ての民主党議員がダメだといっているのではない。鳩山総理をはじめ、老若男女を問わず、期待できる政治家が民主党にもいることはわかる。だが、彼らでさえ、党に帰属している党員という立場を慮るばかりに、個人として定まっている軸足さえも揺らいでしまっているように見える。何故なら、民主党内には、余りにも右から左まで幅広い思想の持ち主が存在してしまっているからだ。そうでなくとも十人十色というように、人の考えることは皆それぞれ違う。にもかかわらず、民主党の場合は、右から左まで様々な人間が、政権奪取という御旗の下に集ってしまったから、軸足が定まらなくてもある意味当然なのかもしれない。だが、それでは我々国民は困る。

 本来、政党とか派閥とかの意味は、主義主張を共にするものが集うということだ。ところが、民主党の場合、主義主張を異にしていても、妥協して政権奪取という目的の下、目を瞑って手を繋いでしまっている。このことは大きな問題だ。多分、鳩山総理の軸足は定まっているのであろう。だが、民主党の代表として、その軸足が揺らぐのであろう。仕方がないといえば仕方がない。だが、一国の総理である以上、党利党略、私利私欲はかなぐり捨てて、国益を最優先して決断、行動してほしいものだ。

 まあ、今回の選挙の大勝も、小沢一郎に因るところが大きい。だが、その小沢一郎が、果たして今の民主党で満足しているのであろうか。そこには大きな疑問を感じる。彼の性格を考慮すると、やはり小沢一郎党として政権を奪取したいと思っているに違いない。決して、今の民主党が小沢一郎党だとは思っていないはずだ。だとすると、来年の参議院選挙後、次の衆議院選挙に向かい、小沢一郎が民主党員にとって予想外の行動を起こす可能性がないとは言い切れない。そんなことも、鳩山総理の決断力を鈍らせているに違いない。

 まあ、結局、今の政治の状況も、大きな変革の経由地でしかないのかもしれない。本当に、55年体制を脱却して、新しい政治体制、統治体制を確立するには、まだまだ時間も犠牲も労力も掛るのであろう。いずれにしても、今のままでは子孫らに明るい未来を継承することなど叶わない。兎に角、今は、私利私欲を捨て、私心を捨て、ただ国益だけを思い、政治を行ってほしいと願う。
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by seizaikai_club | 2009-11-27 11:42 | 政治
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「政治をもっと身近に」をスローガンにして、日本人にもっと「愛国心」を喚起すべく語る。
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政財界倶楽部代表  恩田将葉
 「政治をもっと身近に」をスローガンに、一人でも多くの日本国民が政治に関心を持ち、参加してくれるよう、執筆活動、出版活動等を通じ「愛国心」啓蒙活動をしている。国際化が進む世界の中で、日本の政治も若者の手で変革しなければならない!!

 政財界倶楽部代表恩田将葉は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州で約9年間生活。その間、サン・フランシスコ州立大学(San Francisco State University, SFSU)国際関係学部で国際関係学と政治を学び、朝鮮半島問題専攻で卒業。その後、暫くアメリカで現地法人の会社(People Intertrade, Inc.)を経営した後帰国。帰国後は、記者と編集者を経て出版社である株式会社ぴいぷる社と株式会社政財界出版社、そして、夕刊紙「内外タイムス」を発行する株式会社内外タイムス社の社長に就任。活字業界一筋に生きてきた。現在は、経営から一歩引き、国際情勢ならびに政治を中心に、ジャンルを問わず執筆活動を継続中。プロの文士として、随筆、小説、脚本等あらゆる分野で執筆活動を展開し、文章を綴ることを天職としている。そのかたわら、日本に、嘗てのごとく「愛国人」を増やすべく、「政治をもっと身近に」をスローガンに、自ら「政財界倶楽部」を運営している。

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